○社長がなんでもやるべきでない
○社長は社長がやるべきことをやって、
部下に任せるべき
○そうしないと会社として成長が頭打ちになる
正論です。私もそうだと思います。
ですが、私はあまのじゃくなので、
この理論をしたり顔で語る大勢の方の殆どに対しては
こう言いたいです。
「あなたは、この程度でいっぱいいっぱいなんですか?」
「空いた時間、具体的に何するんですか?」
私の経験上、殆どの方は、上の正論を
自分が怠けるための言い訳にしてるだけ
です。
上の正論は、部下に任せた分、怠けず「社長がやるべきこと」に
時間を回せるヒトだけが、言う権利があると思っています。
「こんな作業は社長がやることじゃない」
⇒いいですね! で、空いた時間どうするんですか?
「社長同志や取引先との付き合いがある」
⇒正しいと思います。
ですけど、この手の発言される方、大抵メンバー固定なんですよね。。
そんな頻繁に同じ顔触れと飲んでて、見合う成果出るんですか?
成果を考えた動きなら、
頻度多い場合は、都度メンバー変わると思いますよ。
頻度少ない場合は、関係性維持ということで
メンバー固定もわかりますが。
「家族、友人との時間を大事にする」
⇒正しいと思います。
ですけど、それは上の正論の大前提
会社や業績を伸ばしていくこと
と、目的が変わってますよ。
「ゆっくりしたい」
⇒本当はそうなんでしょ(笑)
否定も肯定もしませんが、会社や業績を伸ばしていきたい
のなら、あまり良くないでしょうね。。
長くなってしまいましたが、
ヒトに任せることで、空いた時間を、キチンと社長がやるべきことに、
時間を回せる方が発言される分には異論有りません。
現実的には、極少数の、突き抜けた方以外、見かけませんが。
時間空いても、社長がやるべきことに時間、回せないんだったら、
自分が現場に出張っていって、
〇雇われヒトとは次元の違う当事者意識、そして大抵は
事業を立ち上げられる(はず 毒舌)の高い能力で、物事を動かす
〇そもそもの人権費や外注費を減らす
〇取引先や、パートナーや従業員と、強い現場一体感を形成する
ほうが良いというのが私の考えです。
勿論、自身を補強する意味で、税理士等々への相談は有だと思いますが、
主担当はあくまで自分で、相談相手はアドバイザーに過ぎません。
餅は餅屋は正論ですが、過ぎればただのヒト任せ、丸投げで、
弊害の方が大きくなります。
あ、ここまで書いて、取って付けたようですが、
家族や友人、恋人は大切に。
商売とは違う、人生を豊かにするという観点で、とっても大事です。
参考になれば幸いです。
SUN33さん
コメありがとうございます
「責任を取ること」、「金策」これは社長のお仕事ですよね。
「現場」これは社長がやらなくても良い仕事ですが、
怠ける位なら、社長がやったり、関与して、
成果を上げて、原価を下げて、士気を高めるべき
というのが私の考えです。
他の方に任せることで、時間が空くわけですが、
この空いた時間を、
本来の社長業に向けられない方が、あまりに多いと思っています。
私の知り合いの「社長」は、昔し一緒に仕事したその道のプロ、親方技術者でした。会社を立ち上げて社員に全てを任せていました。
社長の仕事は、現場ではなく。。。
1.昔のお付き合いを利用して受注を取って来る事
2.銀行への「金策」が仕事でした。
社員の仕事は、全て社長にも説明して発注していました。
一番の仕事は、社員が失敗した時の「責任を取る事」ではないかと思います。