non-FIT発電所の1年間の実運用実績は表面利回りは20.5%でした。
ただし、FITには無いリスクが有るので、
良いかどうかの判断はヒトそれぞれだと思います。
このブログを長く見ている方はご存じかもですが、
当社には、稼働済non-FIT発電所があります。
売電開始してから、1年2カ月程度経過し、
売電による販売実績が1年分揃ったので、
表面利回りを計算してみました。
⇒20.5%
売電条件は公開しませんが、
プラント構築は、たまたま別現場と工期が重なり、
DIY要素無の分離発注で、
そこまでケチケチしなかったことを考えると
案外、高いのではないでしょうか。
DIY要素を入れてコスト削減を追求すれば、
さらに利回り向上出来たと思います。
一方、この発電所、FIT発電所隣接で、
連系費など、いくつかのコスト要素が低かったため、
(例、FIT発電所の負担で、すでに近くに電柱があった)
この数字になっただけで、
non-FIT発電所単体で開発すれば、この利回りは出なかったとも思います。
それでも、
〇お客様の開拓、折衝、
〇仕入の創意工夫
という、売電ではない多くの普通の商売では、
ごく当たり前のことを行えば、
FITという、需要に関係せず販売価格が決まるという
商売としては、あまりに不自然な制度にすがらなくても、
普通に商売出来る時代になっている可能性が高いですね。
表面利回り20%強ってことは、FIT発電所隣接で下がる要素が無く、
仮に、部材と工賃分の5割上乗せになっても
表面利回り14%弱ということなので。
と、ここまで煽って?おいてなんですが、FITに無いリスクはあります。
・お客様の倒産
・お客様から条件改定の打診
etc
必要な対策としては、
〇お客様の状況把握、マネジメント
〇市況把握、予測
〇代替手段の検討、準備
FITには無い事ですが、これも、多くの普通の商売では、
ごく当たり前のことですね。
もっとも、リスク限りなくゼロだったはず?の
FITも後出しじゃんけんオンパレードですが(汗)。
それを踏まえると、
FITもnon-FITも、色々な事を考えて、
今後の展開を決めていく必要はあると思います。
参考になれば幸いです。
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