今、那覇にいます。
沖縄のSUN33さんに案内いただき、沖縄の太陽光発電設備関係施設を
巡ってきました。
SUN33さんは、自身の高い技術スキルで大手EPCをハンドリングし、
発電所を作ってきた方で、
非常にテクニカルな知識、技量の高い方です。
沖縄は、台風、しかも大型のものが頻繁に、そして発生後時間を経ず、
来襲している地域ですので、耐風(台風)対策が非常に進んでいます。
(順法云々ではなく、脆弱なものは自然により退場させられる)
その象徴的な具体例をいくつか紹介します。
この発電所ですが、まず架台の足の太さが、通常の物と全然違うことが、
見て取れます。
また、ブロック塀が、敷地の中にあったりします。
これは防風対策の一環らしいです。
1枚1枚、隙間をキチンと取っているのが見て取れます。
1面の大きい架台ですが、間に隙間をふんだんに取ることで、
風が抜けますので、風に対して非常に強い印象です。
通常はパネルフレームの穴を活用し、長手方向に2点、ないし3点固定ですが、
(穴の一部しか使っていない発電所も多いです)
4点で固定し、風に対して非常に強い印象です。
温暖化の影響なのか、本土でも台風の頻度、大きさ共に増加傾向ですので、
対策の参考になると思います。
(特に、風抜きスペースの確保、パネルの留め数をアレイ端だけでも増やすとか)
参考になれば幸いです。
PVまにあさん
コメありがとうございます。
架台の足は私も一番目に付いた箇所です。
この発電所以外でも、コンクリートが全般的に目に付きました。
そのあたりは、風対策が重要な沖縄ならではの特徴だと思いました。
台風が大型化して、頻度が上がってきていますが、
FITが安くなってきている中、どこまでコストをかけるかは
大きな課題ですよね。
アレイや基礎の端面に特化して強化など、創意工夫しながら
だと思っています。
架台の足の太さは流石ですね。
やはり沖縄はここまで対策されてるんですね。
近年は本州も沖縄並みに台風が近づいてくると言われているので、いろいろと対策をしないと行けないですね。
予算はありますが。