記念すべき?10回目は、送電線の空き容量問題について、検証をまとめた書籍です。
『送電線は行列のできるガラガラのそば屋さん?
安田 陽 著 インプレスR&D刊 』
わたしは、価格が安かったので、Kindle版を購入しました。送電線の空き容量問題について客観的な証拠にもとづき、多角的な面で検証した本。部分的に専門用語や難しい計算式などが書かれていますが、素人のわたしでも十分読める内容です。
本書は、企画からわずか1ヶ月半で出版に漕ぎ着けたということで、著者の方のこの問題に対する意気込みが感じられる1冊です。
先日、経産省から発表された『コネクト・アンド・マネージ』という再エネで先行する欧州で、実施されている運用手法についても触れられています。
引用先:https://mainichi.jp/articles/20180222/k00/00m/020/116000c
わたしは、紙の本も好きですが、電子の本によって、最新の情報がタイムラグ無く、興味がある読者の元に届くのは、とても良いことです。
『コネクト・アンド・マネージ』など問題の状況を好転させる兆しも見えています。今一度、問題の本質や内容を理解するためにも読んでおきたい一冊ですね。
コメントを残す