経産省が、ガソリンスタンドにEV充電器の設置を認めるなどの規制緩和策の検討を進めていると報道がありました。
ほころびつつあるガソリン供給網の維持、将来的なEV、FCVの普及に対応するためとのこと。
引用先:https://mainichi.jp/articles/20180223/k00/00m/020/115000c
わたしの居住する大磯町でも昔ながらの個人経営のガソリンスタンドは、この20年で閉店し、残った町内4ヶ所のスタンドは比較的大きな会社組織の運営です。
それでも、そのうちの3ヶ所はセルフスタンド。セルフだと灯油も無人販売機なので、それを嫌って、わざわざ遠くのフルサービススタンドに自転車にポリタンクを載せて給油に行く人もいると聞きました。
わたしは、ガソリンスタンドに勤務したこともあるのですが、ガソリンなどの燃料販売だけでは経営が成り立ちません。
油外と呼ばれる、オイル・タイヤなどのケミカル販売、車検、板金、中古車などで売上を立てる必要があります。
オイル交換の必要も無く、整備に専門性が必要な EV・FCVは、とてもガソリンスタンドレベルでは、扱うことが難しく、油外も影響を受けることは、想像に難しくありません。
ガソリンスタンドにEV充電器を設置することで、どれだけ売上があがるのか、個人的には疑問な部分はあります。多角経営といっても限界があると思うので、どれだけガソリンスタンドの減少に歯止めがかかるのか分かりません。
環境的には、EVやFCVが優れていると思いますが、関わりあったガソリンスタンドが少なくなっていくのは、ちょっと寂しい気がします。
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