会社員辞めるのをきっかけに、社畜のなにがダメか考えてみました。

まず、社畜とは何かを言語化してみます。

　〇会社の言いなりになって、辛い仕事でも文句も愚痴も言わないで
　　真面目に働いている会社員のこと（goo辞書）

　〇社員として勤めている会社に飼い慣らされ、自分の意思と良心を
　　放棄し、サービス残業や転勤もいとわない奴隷（家畜）と化した
　　賃金労働者の状態（wiki）

みたいですね。

次に評価軸（良い悪いの判断基準）を考えてみます。

　組織目線：

　　民間企業：継続的な金儲けに対する貢献度合い
　　公的組織：困っている大勢の人に対する継続的な貢献度合い

　個人目線：自身の価値向上に対する貢献度合い
　　　　　　自身の興味に対する貢献度合い
　　　　　　自身の空き時間に対する貢献度合い
　　　　　　＜追加＞（自分があまり意識してこなかったので、肝心なこと
　　　　　　　　　　　忘れてました）
　　　　　　自身の報酬に対する貢献度合い
　　　　　　自身の権限に対する貢献度合い

こんなところでしょうか。

上を前提として、社畜の何が悪いかを考えてみます。

悪いと思うこと

「会社の言いなり」
「自分の意志と良心を放棄し」

理由：
　　〇合目的性を意識して、考え、行動しない。
　　〇生産性を上げるためにははどうしたらよいかを、考え、行動しない。

　　　　⇒金儲け（民間）、人助け（公的）に対する貢献度が上がらないし、
　　　　　自身の成長にもつながらない

　　〇社会的にＮＧなことをやってしまう可能性

　　　　　⇒ビジネスの継続に支障を与える可能性、
　　　　　　自身が処罰される可能性がある

一概に悪いとは言い切れないと思うこと

「辛い仕事でも文句も愚痴も言わない」
「サービス残業や転勤もいとわない」

理由：

　　〇頑張った先に、収益への貢献、自身の成長、周りの感謝がある
　　　可能性がある

　　　　＜重要＞
　　　　ただし、これを逆手に搾取しようとする経営者、組織があるので、
　　　　見返りは十分に精査する必要があります。

ダメとは思えないこと
「真面目に働いている」
「賃金労働者」

理由：いうまでもないと思いますので省略。

改めて読み返して思うこと、

　働かされることが問題ではなく、

　「正しい方向に進んでいかないこと」
　「自身の成長、面白み、見返りがないこと」

　が問題な気がします。

　私は会社員辞めますが、
　社畜になるかどうかは、会社員であるかどうかではなく、
　そのヒトの動きと環境次第だと思いました。
　
　もっとも、私の場合、
　自身の成長や見返りに恵まれた環境で、仕事していたため
　率先して長時間労働していた期間が長かったからか、
　社畜では無いですが、ブラックな香りがしますね（汗）

参考になれば幸いです。

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