影の影響や電圧抑制の影響を排除して、ストリング間の比較ができるから
悪天候の日は、発電量が伸びません。
(当たり前)
周りの発電所の発電量も伸びませんから、抑制がかかりにくくなります。
悪天候の日は、周りの木々や電柱、前面アレイの影が殆ど出来ません
(当たり前)
ということで、発電量が芳しくない発電所について、
悪天候の日は、パワコンの出力波形を見れば、
問題の所在の切り分けがしやすくなります。
以下、いずれも左が晴天時、右が悪天候時
ストリング間のバラつきを見るのが目的なので、
左右のスケールは合わせていません。
上の場合は、悪天候の日は、ストリング毎の差が出ないことから、
パネルや配線といったところに不具合がなさそう
と推測できます。
遠隔監視装置で、不具合の当たりを付ける
↓
当たりを付けた不具合の裏を取るのに、
どうすれば良いかを考え、
必要な道具を用意し、
手順を決める
↓
現地対応
流れとしては、こんな感じが良いと思っています。
<追伸>
不具合を見つけて、脊髄反射で現地急行はやめた方が良いと思います。
・切り分けに必要な機材を忘れたり、
(例:テスター持って行ったは良いが、
ワニ口クリップ忘れて繋げないとか)
・機材を持って行ったは良いが、取説忘れたり
・配線図忘れたり
ヒトに拠るのかもしれませんが、
・現地での思考力より、事務所での思考力のほうが高い
と思いますので。
行動力は大事ですが、一定レベル以上の思考力を伴ってこそ
というのが私の意見です。
参考になれば幸いです。
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