原子力推進派の主張は、
「再エネは不安定で主力電源になりえないから原子力」
要約すると、これに尽きる印象です。
(高市さんの、核融合炉の安全性、実現可能性は
わかりませんが)
しかしながら、原子力がひとたび大事故を起こした場合、
損害額が大き過ぎです。
したがって、
〇再エネの安定化
〇原子力以外の安定電源
原発の稼働は、
これらの、技術的、コスト的に出来ないかどうかの後にくる主張
だと思うのですが、いかがでしょうか。
〇再エネの安定化
・揚水式発電
・蓄電池導入
・水素に逃しておいて、水素発電
etc
〇原子力以外の安定電源
・燃費の良い火力発電
・油化発電
・地熱発電
etc
ただし、
「安全性を担保できる原子力発電」
これに限っては、並列で検討出来る遡上に乗ると思います。
(高市さんの、小型モジュール炉の地下立地。核融合炉は
ここですかね)
〇安全性を担保出来る原子力発電
・ヒトが居ない遠隔地
(例、沖ノ鳥島のような離れ小島、
月(すぐには無理かな))
で発電し、遠路送電する
・高市さんの、小型モジュール炉の地下立地。核融合炉
etc
現状の原子力推進派からは、
「原子力の安全性を、〇〇のように担保するから
稼働させるべき」
という主張ではなく
ただとにかく、安定電源である原子力を稼働する主張
しか聞こえてこないので、彼らには肯定できないですね。
安全性の担保と、そのコスト
を示した上で、
原子力稼働の主張をして欲しいものです。
(現状ママ、ただ稼働させるならコスト試算は、
以下の総和になると思います)
事故時の退避半径(30㎞?)の
・土地財産の総価格
・退避半径土地の総生産(≒退避半径のGDP)×退避年数
・退避住民の生活保障額、慰謝料
⇒人口密集地近くの既存原発の再稼働理論は、
成立しないと思います。
安定電源ということでしたら、個人的には、
燃費の良い火力発電
は、実現度、即効性高いと思っています。
もちろんCO2ゼロにはなりませんが、
CO2ゼロ手段に、総掛けして
エネルギーが足りなくなるのは最悪ですので、
考えて欲しいです。
〇安全性の担保が大前提で、
〇まずはエネルギー確保、次にCO2排出をゼロに近づける
だと思いますので。
参考になれば幸いです。
sun33さん
コメありがとうございます。
再エネの安定化の主要手段のバッテリー追加。
絶対量を増やすための、既存発電所の空きスペースの活用
このあたりは、本来は真っ先に議論の遡上に
上げるべきですよね。
太陽光の弱点は、「昼しか発電しない」。再エネ率を達成する為には、後だしジャンケンで既存の施設に過積載を認める、既存の施設にバッテリーの追加を認める、20年後FIT卒業後は、撤去せずに使えるまで使う事。これ以上の空き土地が無いのですから、何だかのウルトラCを作らないといけないのではありませんか。