ソーラーシェアリングの農業部分の対応で、関西入りしていますが、
せっかくなので、ついでに、知合いの業者さんと情報交換してきました。
その流れで、権利付き土地的なもの
(権利付き土地として売るか、建売にするか業者さんが迷っている案件)
を見学してきました。
土地自体は、日当たり、引き込み条件とも最高でしたが、
その土地が出てきた経緯を訊いてみると、いろいろ考えさせられて
しまいました。
○遺産相続で、入り婿が義母を騙して、
所有土地の多くを、土地名義を入り婿に名義変更
○ブローカーは名義変更が不自然と知りつつ、入り婿から地上げ
○ブローカーは建売工事を元請けに発注
○元請けは建売工事を下請けに発注
○下請け工事時に、義母が妨害
○義母の妨害に対して、下請が元請に対して相談
⇒元請は義母への説明はおろか、義母への、元請けの存在の通知
も拒否しつつ、工事強行の指示
(「うちの存在は言うな、お前が何とかしろ。工期は外すな」の意)
○下請は義母に詳細に説明、いろいろネゴしながら進める
(下請は、義母からの信頼を獲得)
○義母はお金に困り、騙されず手元に残った土地の現金化を下請に相談
○下請が調査したところ、その土地の一部にFIT権利が付いているものがあることが発覚
○下請が信頼できる販売先を探し中
雑感:
○ブローカーの行為は、法的責任は問われない気がします
確信犯で、たちが悪いですが、
施主からはブローカーは見えず、ブローカーは逃げ得ですね。。
近隣と揉めた場合(近隣は皆、義母の味方)、
その矛先は最終所有者の施主に向くことが多いです。
⇒分譲の場合も、買う前に近隣と話をし、円滑な運営に問題無いか、
購入前に事前に把握することが大事だと思いました。
○元請工程以前の問題で、下請に解決を押し付ける元請のスタンスは、
私には考えられないです。
FITの縮小と共に、この手の元請には退場して欲しいですね。
余談ですが、この元請の発電所見てきましたが、
20°、横置き12段の、高足単管一面架台でした、、
(メンテの事を全く考えていない)
架台の作り方にも大きな問題が散見され、
経産省の査察が入った場合、私が受けた指摘事項の数倍指摘が
ありそうでした。。
設計は元請担当だったようですが、さもありなんな設計ですね。
もちろん、責任回避体質満載ですから、経産省から査察が入った場合、
知らんぷりでしょうね。。
⇒業者さん選びはとても大切です。
施主を選べるような、信頼でき、技術力もある
業者さんにお願いできると良いですね。
雑感ですが、参考になれば幸いです。
手土産作戦ですね!
わかりました!
ありがとうございます(*´꒳`*)
sun33さん
おはようございます。
コメありがとうございます。
多分ですが、直接の改善の指示相手は「持ち主」になるかと。
⇒今回の立入検査の文面は、事業主に立ち入りを要請していました
(電話では「施工店さんも」というお話でしたが)
あと、その検査後、書面を交わすのですが、その署名欄も当方側は
「所有者又は占有者」のみで、工事店や設計者の欄は無かったので。
コメ頂いて初めて気づきましたが、優良な施工店はこの対応、
商売に出来るかもしれませんね。
事業主だけでなく、
事業主から対応を依頼されて、道義的に対応しようとしている施工店からも
ニーズありそうです。
非常にまっとうな商売になると思います。
まなSUN
コメありがとうございます。
分譲買ったこと無いので、購入前の流れがよくわかっていないのですが、
早めに近隣に菓子折り持って挨拶に回ってみるのが良いかと。
仮に問題無いとしても、近隣と仲良くしておくことは非常に重要ですし、
上手くするといろいろ動いてくれますよ。
関係性次第ですが、雷などでブレーカー落ちたかも、、って思った時、
電話して見に行ってもらえたりするかも。
ブローカー転売、転売と持ち主が変わった場合に
何か国からのご指摘があった場合の責任は
設計した人ではなく、現在の「持ち主」になるのでしょうか。現在の持ち主が、私が、設計したわけではないと言っても、何の言い訳にもならず、今の持ち主の責任になると思います。
国の指示を無視し続けるとFIT取り消しとなって電力が引き込みを切断して終了となります。国内取り消し1号の案件です。
背筋がゾクゾクしました。
爆弾
掴まされていない事を祈ります。
ヽ(;▽;)ノ