発電所の原資となる土地の売却には成功したのですが、土地の名義は父親になっているので、これをどうやって自分に移転するのかが問題です。普通に贈与すると結構な額の贈与税を取られてしまいます。
そこで思いついたのが、『相続時精算課税』制度です。制度を利用して贈与をうけた分は、相続時に相続税の課税価格に加算されることになります。制度を受けるには贈与を受けた年の翌年に届出書を提出することで有効になります。もちろん、贈与契約書を作成して証拠も残しておかなればなりません。
世の中の先行きが不透明な中、この選択が結果的に良かったか悪かったかは、現時点では分かりません。
ただ、事業を継続して進める上での縛りというか戒めというか、成功させるためのモチベーションにはなります。大切な資金、有効に使いたいと思います。
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