太陽光発電道楽人さんの記事を拝見し、2040年の世界全体の電源構成の資料を探してみました。画像は、国際エネルギー機関（IEA）が発表した450シナリオ （今世紀末の平均気温の上昇を2度未満に抑えるためのシナリオ）のグラフです。
引用先：https://www.greentechmedia.com/articles/read/iea-44-trillion-in-energy-investment-wont-limit-climate-change-to-2-degrees#gs.EUg3_1Y
再生可能エネルギーの占める割合は58％。一番多いのが水力（Hydro）の20％で次が風力（Wind）18%。3番手が太陽光（Solar PV）で9％。Other renewablesは、その他再生エネルギーで11％。占めて58％となっています。
原子力は（Nuclear）18%。CCSというのうは、炭素回収・貯留（CCS）付き石炭火力発電というもの。Unabated fossil fuelsは、調べたのですが、よくわからず。翻訳サイトでは、「衰えない石油」と翻訳されます。石油火力ということで良いと思います。英文の資料ばかりなので、日本語で分かり易い資料があると良いのですが。
450シナリオというのは、かなりチャレンジングなシナリオの様ですね。20年後のことは分かりませんが、たぶん生きていると思うので、どのシナリオで進むにしろ、結果がどうなるかを体感していきたいと思います。できれば、再生可能エネルギーが普及した世界を望みたいですね。
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