昨年12月に加入した鬼越発電所の『休業損失補償』が満期となりますが、更改不可となりました。
新規・更改とも引受不可とのことです。
代わりに適用するとすれば、『利益補償』で引受となり、この場合、売上高の申告と100万円以上の免責金額の設定が必要となります。
当方の『休業損失補償』の加入は、国府・中井がT社、鬼越がS社でした。
今年6月にT社の引受基準が変わるということで、S社の保険に切替え延期を図りましたが、鬼越発電所は、切替えも出来ず満期となってしまいました。
『財物補償』は、全発電所共、S社で5年満期に加入し、契約が短い発電所でも2026年までは保険は有効ですが、これ以降は1年契約となります。
昨今、太陽光発電所の銅ケーブルの盗難が多発していますが、再発性も高く防犯設備で完全に防ぐことは不可能ということであれば、保険会社も高リスクと捉えるのは仕方ないことでしょう。
リスクに対応する保険ですが、加入していたとしても、
『故障の原因がわからない、では保険適用はできません。』
鬼越発電所では今年春にPCSが1台故障、先月にも1台故障し故障中です。
どちらも前日まで動いていたのに突然止まってしまいました。この場合、故障の原因の特定が難しいので、保険適用は厳しいのでは・・と代理店さんのアドバイスを頂きました。
個々でできるとすれば、設備の保証期間を長くして、修理に掛かる費用を最小限に抑えることでしょうか?
当方で言えば、5年以上経過してる中井発電所のPCSをオムロン製で15年保証の機器に更新し、FIT終了まで保証が継続する対策。
不具合発生時に自分で確認に行ける範囲の発電所を導入することなど。
当方、鬼越発電所は岩手の山中なので、とても自分で見に行けず、業者さんにお願いするしかなく、もどかしい思いもありますが、自分で判断し決めて購入した物件なので、業者さんの協力の元、FIT終了まで運用を続けていきます。
以前の記事は、こちらを参照。
(太陽光発電システムの保険について その3)
(太陽光発電システムの保険について その2)
(太陽光発電システムの保険について その1)
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