先日の神静民報の記事で小田原市の米作ソーラーシェアリングが紹介されていました。
この神静民報(しんせいみんぽう)県西部の地域紙で、定期購読以外だと大磯では手にはいらない新聞です。今回は、昨日の上映会で資料として頂きました。
県内初の米作ソーラーシェアリング施設ということで、小田原市北部の耕作放棄地1000平方メートルあまりにパネル208枚、設備容量58.24kWの発電所を設置するもの。設備費用は1400万円。そのうち665万円は、県の補助金で賄われるとあります。耕作地は水田として蘇らせ、酒米を栽培、お酒として商品化を目指すとのこと。
太陽光発電の適地が、少なくなる中、農振地区や第一種農地を有効活用する手立てとして、ソーラーシェアリングは、比較的理解も得やすく自治体の支援も受けやすい手段。補助金が活用できれば、高効率パネルや可動式架台など高度な設備導入の敷居も低くなり、採算性も向上する気がします。
ただ、農家の方以外の第三者が取り組む場合、法人として実績を作り、ソーラーシェアリングの成果を現実のデータとして見せられるようなアプローチが必要と感じました。
個人的には、今後は転用型より営農型の方と考えています。今回の取り組みがモデルケースとして広がることを期待したいですね。
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