宮崎県にて地域で産出された木材を使用した小規模バイオマス発電所が竣工すると報道されましたね。材料のペレットを製造する工場も併設しているそうです。
引用先:https://www.jiji.com/jc/article?k=000000016.000025041&g=prt
大型バイオマス発電所は、燃料を輸入に依存するなどの懸念が取り沙汰されていますが、こちらは地元木材を使用した地産地消バイオマス発電所です。
引用先:https://koyoelec.com/business_ec/ohbaekuroshio/
電力の地産地消は水力や太陽光での取り組みは良く聞かれますが、バイオマスにもその取り組みが波及してきた、ということですね。太陽光や風力は、自然エネルギーを利用するので燃料を人間が供給する必要はありませんが、バイオマスの場合は燃料の供給がネックになっています。
地元の木材を使用すれば、林業の活性化による地元経済への還元、電力を地域電力に売電すれば、電力の地産地消にもなります。
輸入材を使用する大型バイオマス発電所に FITが適用されるのは、ちょっとおかしな気がしますが、地産地消の小規模なバイオマス発電所が、 FITの恩恵を受けるのには、大賛成です。
このスキームを利用したバイオマス発電が増えることを期待したいですね。
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