先日、安全性と経済性を両立した太陽光発電システムの指針となる地上設置型太陽光発電システムの設計ガイドライン2017年版」、「地上設置型太陽光発電システムの構造設計例」の策定が発表されました。
引用先:http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100975.html
一般のオーナーや事業者の方が、設計や構造が妥当かどうか見極めるのは、中々難しいと思います。
分譲案件などを検討する時などガイドラインを参考に「この立地なら、この構造が妥当だけど実物はどうか?」などチェックすることもできます。
太陽光発電システムの導入を目指し、色々知識を仕込んで臨んだとしても、あとで「えっ、そうなんですか?」と知らないことが、ポロッと出てくることもありがちです。
公の機関のプロジェクトとして時間をかけて策定したプラン、信頼性は高いと思います。ガイドラインが広く一般にも浸透することで、ユーザーは、より安全性の高いシステムを選択することが可能となります。
設計施工側にとっても安全性の高いシステムを指向することで、ユーザーの獲得に繋がり、結果として信頼性・安全性の低いシステムは排除されていくと思います。
太陽光に適した土地が減少し、こんな場所にこの形で設置して大丈夫?と疑問に感じる発電所も見受けられるようなりました。ガイドラインの策定で、より信頼性の高いシステムが増え、太陽光に対する良いイメージが増えるよう期待したいですね。
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