昨日の毎日新聞の記事で、電動航空機の実用化に向け、産学連携で開発に乗り出したと報じられました。
2040年代に150人乗り旅客機の電動化を目指したいとしています。
温暖化対策が急務の中、自動車以外の輸送機器も脱炭素化に向け、研究開発が進められるようですね。
引用先:https://mainichi.jp/articles/20180913/ddm/016/040/003000c
欧州においては、この潮流が速いようで、北欧ノルウェーにて、電動航空機のテスト飛行に成功しています。
引用先:http://jp.tomonews.com/3640876
スロベニアのピピストレル社製「アルファ・エレクトロG2」二人乗りの電動航空機。公式ホームページでは、飛行の様子など撮影した動画をYouTubeで公開しています。
引用先:https://www.pipistrel.si/plane/alpha-electro/video
テスト飛行を行ったのは、ノルウェーで空港を運用する国有企業。
同社では、仏エアバス社や米ボーイング子会社が開発を進めているハイブリッド型の電気短距離小型旅客機を2025年までに導入し、商用テストを行う意向を示しているとのこと。
車においてもノルウェーでは、2025年にCO2排出ゼロ車新車販売比率100%の目標を達成するべく、色々な優遇策を打ち出しています。
購入時の付加価値税が非課税になったり、有料道路も無料。公共充電ステーションの利用も無料と購入を促す刺激策を導入してるようです。
日本でもこれくらい突き詰めて、後押しすれば良いのにと思いますが・・。
北欧なら酷暑で、バッテリーが高温になり、急速充電が出来ないということもないのでしょう。EV車には過ごしやすいお国なのかも知れません。
航空機電動化の開発でも各国がしのぎを削りそうです。
欧米メーカーの旅客機に席巻される国内航空会社において、いち早く国産電動旅客機が先鞭を切って進空できるか・・楽しみに待ちたいですね。
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