出口戦略について考える

(カテゴリ: 太陽光発電システム関連記録, 雑記録)

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FIT期間終業後も売電し続ければ良い、という考え方

最近SNS上で、土地付き太陽光発電所を購入して、『付いて』きた土地をFIT終了の20年後にどうするか?、というコメントを見かけました。

以前でしたら『発電を続ければ良い』という意見が多かった様に感じていましたが、冷静な意見も聞かれるようになりました。『FIT期間終業後も売電し続ければ良い、というのも甘い考え、20年後にどんな世界になるのか、想像できる人は誰もいない。』というご意見。

個人的には、もっともな意見だと感じました。
自分が20年前に思い描いていた未来、ライフスタイルに今なっていますか?』と聞かれたら、自分はまったく違ってました。もちろん太陽光発電を行っているなんて想像もしていませんでした。

たしかに20年後に発電継続できず、他に用途が無いとしたら?取得した土地の税金は払わねばなりません。遠隔地に所有していたら自己で使うこともままなりません。また、それが複数あったとしたら?相続のことを考えれば、ちょっと怖いものを感じますね。

景気の先行きは不透明で『黒字リストラ』という新聞記事も目にしました。個々の状況が今とずっと変わらないという保証は、どこにもありません。しっかりした出口戦略というものを早いうちから具体的に考えておくことは、大切だと思います。

太陽光発電ムラ市場

出口戦略、わたしの場合

相続税対策と自宅の土地活用が入口でしたので、FIT終了を事業期間の終了と捉えています。年齢的にも20年後には70代、事業を継ぐことも考えていません。事業終了時に残余が出ないことが重要です。

なので、発電所の土地は自己所有もしくは借地。事業形態も個人事業。
国府発電所は自宅敷地、中井発電所、鬼越発電所は、借地です。

国府は、立地が住宅地なので、設備撤去後、接道させれば住宅地として利用(売却)可能。状況により自家消費で活用も考えられます。20年後に年金がいくら貰えるのか分かりませんので、出費を抑えれば節約に繋がります。

中井、鬼越は、借地なので、設備撤去後、土地を返却。中井、鬼越は、先々を考え利益の中からの取り崩しが可能なように導入しました。

選択肢はひとつではないと

先日、あつぎ市民発電所の通電式に行ってきましたが、出資という形でも再エネに貢献できます。

またパネルオーナーなる、ファンドに出資。自宅に太陽光発電を導入する、ことでも再生可能エネルギーの推進することができると思います。


先日のあつぎ市民発電所の記念講演にて、<市民エネルギーちば 東光弘氏>の講演を拝聴しましたが、とても興味深い内容でした。プロジェクターの映像を何枚か撮影しましたので紹介します。

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また、こちらは講演のメモ。
走り書きなので要点だけです(スミマセン・・)。

古民家を災害ステーション構想として活用する。
コンテナ、インキュベートタイプ、公民館タイプ。
コミニュケーション、サバイバル塾。金銭的自立
AC9.9kW余剰FIT(10年回収)利益は備蓄へ。
小規模目的別地方債+助成金。
2030年めど地域内送電構想、ゴキンジョ電力、送電線のない村。

こういった、ちょっとワクワクするようなことに賛同、参加(できるかな?)してみるのも楽しく再エネに関われて良いのかもしれませんね。

以上、あくまでも、わたしの個人的見解でした。

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