4月の初旬に『FIT制度に基づく標識及び柵塀等の設置義務に関するお知らせ』と題してメールが届きました。各発電所とも標識・フェンスを設置済ですが、注意喚起の看板や防犯システムを設置し、今後のルール変更等への対策を強化することにしました。
今回、遠隔カメラ未設置の国府発電所用に1台導入します。
中井で導入済のLTEルータ+ネットワークカメラを利用したシステムを参考に通販やホームセンターで入手可能な部材を使用して安価なシステムを自作します。
まずはメインのカメラ。ネット通販で探したもの。屋内用見守りカメラです。PTZ機能で、355°/95°の範囲を撮影できます。
有線LANコネクタ、底面に天井懸垂用のネジ台座を装備。LTEルータと接続する場合、有線接続の方が安定するので、数少ない有線LANコネクタ装備製品の中から選びました。
こちらは、自作した取付ブラケット。
SS国府の定点カメラの予備用ハウジングのブラケット、これまた予備で持っていたM社製自在ボックス蓋とホームセンターで購入したダクトを壁面に固定するブラケットを組み合わせて制作。
裏面には自在ボックス蓋の通線穴を利用し、カメラ固定ネジを高さ調整のスペーサーを噛ませて設置。通線穴は、その横にドリルで開口しました。
カメラをブラケットに取付てみました。ネジ締めで固定するので交換も容易です。ハウジングの透明カバーもダクト用ブラケットで嵩上げしたおかげでカメラと干渉せず取り付けられました。
あとはLTEルーターの選定、制御ボックス設置など・・・続きます。
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(低コスト遠隔カメラシステムの構築 その1)
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