ストリング断線の復旧作業時の発電量モニタリングの推移

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下は、ストリング断線の復旧作業時の発電量モニタリングの推移です。

ストリング断線復旧時の発電モニター表示

1、復旧作業前は、他パワコンに比して、出力が低かったこと

2、復旧作業中は、作業パワコンの電源を落として作業していた
 ので、発電量が出ていないこと

3、復旧作業後は、他パワコンと同じ発電量となり、
 無事復旧したこと
 (≒他には断線箇所が無かったこと)

がわかります。

「3」は案外重要で、別現場では、
 発電量は改善はしたが、他のパワコンと同じ値までは戻り切らなかった
 ことがありました。

 その現場では、断線だけでなく、パネルが1枚死んでました。
 (バイパスダイオード経由になっていました)

 パネル1枚だけの不具合での稼働は、費用対効果が微妙なので、
 稼働が発生したタイミングで、不具合はつぶし切りたいですよね。

参考になれば幸いです。

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6 Comments

sun33

私が今、実験している。パネル温度を測る実証実験では
確実に発電熱(電流が流れる事による熱)により温度の変化が発生します。直射日光で温められる熱とは別の熱です。故障のパネルは、他のパネルとは、差が出ますのでサーモで見れば、故障個所は、特定出来るハズです。

yuki2822

sun33さん
コメありがとうございます。
多くの発電所で共通部材使っていると、予備機作戦は合理的ですよね。羨ましいです。
パネル1枚の故障なのですが、
バイパスダイオードを使っている時って
サーモカメラ―でわかるのでしょうか。
純粋に知らないので、後で記事ってみますね。

yuki2822

メンテ技師様
コメありがとうございます。
パネル1枚の故障時って、切り離した方が良いのでしょうか。
もちろん、断線時や、プラグ不具合時は火災リスクがあるので切り離すのはわかるのですが、
パネル内断線で、バイパスダイオードを使っているケースが結構あるので。。
私もどうすればよいか皆さんの意見を訊きたいと思っています。
後で記事ってみますね。

sun33

>パネル1枚だけの不具合
パネル1枚の故障であれば、サーモグラフカメラで見ればすぐに特定出来るハズです。私の設置業者がカメラ持っているので同業者で共有している様です。

sun33

私の業者は、パワコン1台とパネル1ダースを倉庫に保管しています。壊れたらその日に取り換える事になっています。予備機の確保です。設置工事した40ユーザーの為の予備機だとの事です。同じメーカーなので皆さん安心しています。

メンテ技士

yuki2822様
確かに1枚の交換は微妙です。同じパネルは手に入らないかもしれません。新しくしたパネルはサイズが違うでしょうから。
ただ、切り離せるものなら切り離しておきたいとは思います。

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