ストリング断線対応の記事に対して頂けたコメントで、
皆さんどうしているか訊きたくて、改めて記事ってみました。
パネル1枚の不具合に気付いた時の対応
もちろん、最終的には交換なのでしょうけど、
手元に交換パネルが無い時に気付いたら、
皆さんどうするのかな、、と。
多分気付くケースは、以下のような状況だと思います。
1、現地に行って見たら、1枚パネル表面がパキパキになっていた
2、現地に行って見たら、溶けたり焦げたりしている
MC4コネクタを見つけた
3、サーモカメラでパネルを見たら、熱を帯びているパネルがあった
4、発電量が下がっていて、ストリングを分解して測定したら、
1枚解放電圧が低かった(=バイパスダイオード経由になっていた)
対応の切り口としては、2つあると思っています。
切り口1、故障パネルを外すかどうか
切り口2、故障パネルを外す場合、どの単位で外すか
私のこれまでの感覚値では、以下な感じです。
(叱れるかもですが 汗)
切り口1:
「2」、「3」は危ないので当然外す。
ただ、「1」、「4」については、パネルを触ったりケーブルを
詳細に見て、火災にならなそうだったら、暫定措置はせず、
パネルを手配して交換。
※手配は急ぎます
切り口2:
パネルを外す場合は、パワコンがマルチストリングではない場合は、
故障パネルを含むストリングごと落とす。
マルチストリングパワコンの場合は、切り口2については、
故障パネルだけ、ストリングから外す。
みなさんどうされている、あるいはどうされる想定でしょうか。
ポイントとしては、
切り口1、故障パネルは無条件に外すかどうか
切り口2、マルチストリングパワコンでないパワコンで、
パネル1枚だけ外すという対応をどう思うか
でしょうか。
個人的には、バイパスダイオード経由になっていてパネルが
3分の1だけ死んでいて、でもそれ以外、熱とか帯びて無さそうな
場合、ストリングごと落としてしまうのは忍びない、、
というケチな気持ちは正直あります。。
もしよろしけば、ご意見下さい。
よろしくお願いします。
マナティさん
コメありがとうございます。
いえいえ、気付きをくれるコメで大感謝です。
この手の事って、通常運用しているだけですと、
どうしてもmyワールドになりがちで、
改善とか発展とかしにくいので、
色々な方からの意見はとてもありがたいです。
サーモカメラで、実際どの程度抵抗の熱化度合いがわかるか見てみたいです。
まずはレンタルしてみようと思っています。
投稿の意図を深く理解せず、コメントしてしまいました。。
(実機に詳しくないのですが)バイパスには普段は電流が流れない(と思われる)ため、バイパスダイオードの抵抗値は思ったより高い(=損失/電圧降下が大きい)ように感じます。
おっしゃる通り、サーモカメラでの確認が確実と思います。
全て机上の理屈です(^-^;
ただ、理論は実際とそれほどズレが少ないと感じます。ペーパードライバー(ズブの素人以上、ちょっとわかっている人未満)からのコメントでした。
GoingGreenさん
コメありがとうございます。
SFは堅牢ですよね~
当時、高価で手が出せませんでしたが。。
私は強欲?なので、極力発電させたいって思い、いろいろあがきたくなりますが(汗)、
見習いたいです。
切り口1 外します。
切り口2 私の安川もマルチストリング機能なしのパワコンです。気にせず外します。そもそもマルチストリング機能自体をあまり信用していないので敢えてその機能なしを選びました。外しても少しでも売電していればそれだけで私は幸せです。それより火を吐くドラゴンにしなようにと予防的に動きます。なお、ソーラーフロンティアCISで4直列・4並列1入力なので1枚2枚死んでも売電するそうです。(知らんけど):)
メンテ技師さん
コメありがとうございます。
メンテ技師さんは1枚派ですか(笑)
私もこの判断は迷います。
これは推測ですが、案外バイパスダイオード経由
になっていて3分の1死んでいるパネルって、
みんな気づいてないだけで、
実際は案外多く存在しているのでは、、
って思っています(含む私の発電所 汗)
manateeさん
初コメありがとうございます。
確かに、故障パネルは抵抗になるっていうお話ありましたね。
それを考えるとサーモカメラの意義はよくわかるなあって思いました。
⇒抵抗になる、熱を帯びる
よくわからないのは、パネル内で断線が発生し、バイパスダイオード経由に
なっている時って、
パネルって抵抗になっているかどうかってとこです。。
いずれにしても、サーモカメラ―は有効なツールであることが理論的にわかりました。
流石電験三種保有者ですね!
sun33さん
コメありがとうございます
パネルを覆っての故障箇所切り分け、
考えたこと無かったですが、MC4コネクタ抜かなくて良いのは嬉しいですね。
次やってみようと思います。
yuki2822様
私ならそのパネルを外すと判断すると思います。MPPTのPCSじゃなくても1枚くらいなら影響なしと判断すると思います。ただし、パネルの1部だけ死んでいる場合は確かに迷うと思います。
こんばんは。初めてコメントいたします(^-^)
1枚だけ故障した(または年中影がかかりやすい)場合は、その箇所が抵抗(R)となるため、その箇所を外すと効率が良くなると聞いています(そうした運用は、行われているようです)。手配できるまでは、1枚外すのが良いと、個人的には思います。
ワタクシも一応、電気工事士(2種)と電気主任技術者(3種)を保有していたりします(^-^;
1ストリングのパネルが10枚ある場合、その1枚毎に表面に黒い幕を張って比較していきます。当然、発電しているパネルを暗くすれば、電圧は落ちるハズです。
故障のパネルに幕を張っても電圧は変わらないハズです。
パネルと同じ面積の自重のある幕(生地)、ダンボールでも可能かもこれで故障個所を特定するのだと教えられました。10回やれば、結果は出ます。まだ故障した事がないので真偽の程は、確認していません。