監視装置経由の発電量チェックは、監視装置不具合が原因の可能性があることを改めて認識

(カテゴリ: 未設定)

連系したばかりの発電所の発電量が変

(5台のパワコン中
 3台:ほぼ同じ発電量波形
 1台:3台の8割出力波形
 1台:3台の6割出力波形)

ということで、

「ストリング断線8割
 (+とマイナスの対応間違い=テレコ接続含む)」

の可能性大と考え、現場に行ってきました。

自分でやる気満々だったのですが、
居ないはずの電気施工者が居て
(作業の後片付けに来ていたようです)
一緒にやることになりました。

使用用具:
 〇クランプメーター
 〇電圧計

仮説としては
 8割出力パワコン
  :6ストリング中、1ストリング断線
 6割出力パワコン
  :6ストリング中、2ストリングテレコ配線
   (テレコ配線:例えば、
     1番ストリングのプラス極からパネル経由で
     1番ストリングのマイナス極に接続すべきところを、
     2番ストリングのマイナス極に接続。
     かつ
     2番ストリングのプラス極からパネル経由で
     2番ストリングのマイナス極に接続すべきところを、
     1番ストリングのマイナス極に接続)
でした。

いずれにしても、クランプメーターで電流値を測れば、
殆ど電流値が出ないストリングが3つ見つかるはずなので、
クランプメーターで電流値の測定に入りました。

⇒どのストリングも、ほぼ均等に電流流れてました。

6割パワコンについては、プラスマイナス逆接続の可能性も
あるので、特に入念に値の正負も見たのですが、

⇒電流の流れる方向も合ってました

この段階で仮説外れ確定です。。
一応念のため、各ストリングの解放電圧も取ってみました。
均等でした。

余談ですが、工事のプロの方は、
パワコンのプラス端子とマイナス端子の間で
取ることが多いのですが、
私の場合は、ストリングのプラスとマイナスの間で取ります。

理由:
○ストリング側か、端子も含むパワコン側を明確に切り分ける
○パワコン側端子は、複数ストリング纏まったところにも
 あるので、端子を間違えると、断線に気付けない

実際、今回採用のパワコンには、
ストリング単位の端子と、3ストリングまとめた部分の端子と
2箇所存在しました。
(MPPTが2なので)

結局発電側に不具合が見られませんでしたので、
監視側に問題と判断し、監視装置側を再起動しました。

⇒現象は改善ではなく、変わりました。

かなり不安定で傾向掴めません。。

taoke波形1212

今回初採用の監視システムですが、
あまり良くない選択肢だったかも、、

こういう時、監視システム検証用として、
Bルートサービス欲しいですね。
(発電量数値が怪しい時、
Bルート計 ≒ 遠隔監視装置計 ならば発電側に問題がある可能性が高い
そうでなければ、監視装置側の可能性が高い)

この発電所も、申請しようと思います。

参考になれば幸いです。

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4 Comments

yuki2822

現状では何とも、、
私も施工店も初なので、設定等チューンナップ
出来る余地があるかもです。
ただ、現時点では、見たい情報が
直感的な操作では見れない感(笑)
は感じています。

kozo

ご連絡ありがとうございます。
TAOKEですね。
良く販売会社さんから勧めされますが、
一度も採用したことはないです。
YUKIさんのブログを拝見する限りは、
あまり使い勝手よくないのでしょうか。

yuki2822

kozoさん
コメありがとうございます
この監視システム
SmartPV(TAOKE)です
パワコン純正の方が良かったかも、、

kozo

YUKIさん
どこの遠隔監視システムですか?
最近設定されていたDeltaではなさそうな。

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