過日、当社の1発電所、強度不足ではないかということで、
経産省の立入検査があり、
その後、非常に苦労しながら、
ようやく見つけたパートナー会社さんと、
現状の強度計算と改善計画作りを進めていました。
やっと出来て、ようやく改善工事が出来る、
と思っていたのですが、考慮モレが発覚しました。
⇒部材の接合点の偏心の考慮
なんのこっちゃ?って思われるかもしれません。
要は、クランプでの接合点は部材の直径分だけ
交点がずれることを考慮しないとNGってことです。
「地上設置型太陽光発電システムの設計ガイドライン2019」
に当該記載を見つけたので、
今後構造計算屋さんと相談して進めて行きますが、
今までは、自分で計算方法が思いつかないまでも、
やり方を聞けば、理解し、計算過程のトレースくらいは
出来ましたが、
もはやガイドラインを見ても、頭に入ってきません。。
一応、強度解析とかも必要な学科出身なのですが、
回転バネ定数とか初耳です。
(サボってて、知識が定着してないだけかも 汗)
構造計算屋さんってスゴイ。。
参考になれば幸いです。
前段階(影響算出)だと言うのは理解しています。
仮にその正確な計算で100Kgの抗力と数値が出たとしてもその数値に「滑り係数(仮称)」をかける必要が出てきます。100Kgの抗力は、部材と水平に引いた時の力であり、垂直に引いた時の力とは違います。クランプを動かない状態(溶接、ネジ止め)にした状態での数値しか出てこないでしょう。
力の方向によってクランプは、簡単に動きます。
追伸
クランプは、鉄製ですか、さびの問題があります。
メッキされていますか。
雨水で3年くらいで錆びてクランプその物が破壊されます。クランプは、仮設足場用だと思います。
追伸2
クランプは、取り付け方向があります。
何も気にしないで取り付けたと思いますが、四角く皿になった部分が、下を向くように取り付ける事
方向を間違うと水が溜まって腐食の原因になります。
sun33さん
コメありがとうございます。
滑り対策ソリューションとしてはネジ打ち有効ですね。
まずはその前段階(影響算出)からです。
業者さんに頑張ってもらっています。
私もあれからいろいろ勉強して、少し理解しつつありますが、なかなか手ごわいです。
私も沢山のクランプを使っていますが(架台ではない)、50m以上の台風が吹くと部材の表面を削って滑っていきます。単管パイプのメッキの部分が削られていました。100Kgの抗力があると計算上出てきても滑ってしまっては、いちころです。
滑り止めのネジを打って補強が必要ではないかと思います。