意外かもしれませんが、
私、原発反対派ではありません。
とは言っても、原発推進派でもありませんが。
ただ、原発の処理水の海洋放出についての記事を見ていると、
いろいろ思ってしまいますね。
時事通信:
東京電力ホールディングスの小早川智明社長は13日、
政府が東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出を決定したことについて、
海洋放出に伴う風評被害に関しては、
「風評被害で損害が発生すれば適切に賠償する」と述べました。
朝日新聞:
現在の保管量を海に流すだけで30年以上かかる計算だ。
出来るの、これ?
風評被害で損害が発生すれば
⇒風評被害額の定義は?
適切の基準値は?
仮に例えば、前年比のマイナス分とかだと、
気温や天気などの他の変数分は、どうやって切り離すの?
30年以上って、限りなく未来永劫じゃん。。
また、別の観点では、
原発のコスト計算ロジックに対する疑義を感じます。
この費用、反映されてるんでしょうか(嫌味ですね)。
原発反対派でも、推進派でもない私としては、
再エネは安定化しないとやり玉に挙げられていますが、
〇蓄電池を併設したり
〇揚水式発電所を開発したり
した、再エネ+安定化コスト
VS 本当の費用を反映させた原発コスト
VS 環境対策コストを加味した化石燃料系発電コスト
を評価して、
さらに、リスクを定量化して、
今後のエネルギー戦略を考えてほしいと思っています。
追伸:そもそも、今の状態ってアンダーコントロールなんかな。。
参考になれば幸いです。
sun33さん
コメありがとうございます。
再エネの課題に、技術トレンドを見据えて、
真っすぐ対峙する場合は、
蓄電池付加による安定電源可
だと私も思っています。
海の向こうの、
現状を変えようとするほうの大国
は推し進めるようですからね。
量産効果で、きっと経済的に説明が付く水準
になると思っています。
原発推進派や、
現状を変えようとするほうの大国のカントリーリスクといった、
政治的な動きが不確定要素ではありますが。
ごましおさん
コメありがとうございます。
「ポケットサイズ原子炉」、、すごい技術、
ロケットに転用出来れば、
宇宙旅行の一般化に大きく寄与しますね!
は、論旨違いますね。失礼しました(汗)
原発の怖いところは、何かあったときに
払う対価が過大に過ぎる(≒払えない)
だと私も思っています。
東京と神奈川をヒトが住めない土地に
してしまった場合の対価って、
考えただけで恐ろしいです。。
揚水式発電所も沖縄の北部にありましたが、これはピーク時負荷分散する為の施設であって、本当に実用化する為には、「琵琶湖?」くらいの大きな溜池を作る必要がありそうです。結局、沖縄の揚水式発電所は、撤去されてしまいました。
後だしジャンケンで
今の設備に「蓄電池の併設を許可する」となれば、新たな需要も出てくるのではないかなと思います。
家の電気を賄うとして、「ソーラー+蓄電池」か「ポケットサイズ原子炉」とどちらを選ぶか?
ポケットでも原子炉、何かあれば家は崩壊、汚染して家に入れない。
ソーラーはパネルが飛ぶ可能性あるけど家は壊れないし汚染もされない。
原子力ってDIYがえげつく儲かる論と同じで本来しないとけない足し算がされてないから儲かる事になってますけど、幻想じゃないかなー。