今九州地区でホットな出力抑制問題ですが、
私の発電所があるエリアでも、
出力抑制の布石が打たれるようです。
「太陽光発電設備(10kW未満は当面対象外)の固定価格買取制度電源で、
2021年4月1日以降の契約申込については、
契約申込時に「出力制御機能付PCS等※2の仕様確認書」を
ご提出いただき、
連系時に当該PCS等の設置を必須とする扱いに変更いたします。」
発電事業始めるとき、
FIT後を見据えて、需要が多い場所という観点で
エリアを定めて展開してきましたが、
出力抑制という概念が出て、FIT期間終了前に、
自分の選んだエリアで制限がかかるとは、
当時予想出来なかったですね。。
後出しじゃんけんシリーズ
〇廃棄費用積み立て
〇発電基本料金
に加えて、今回の出力抑制問題
ソーラーシェアリングと小さい高圧といった、
まだ僅かに残っている、新規FITでの売電ビジネスに、
とどめを刺した気がするのは
私だけでしょうか。
FITの一番の優位性は、売上保障的な観点だと思うのですが、
出力抑制が入るとなると、実質保証無いですね。。
もっとも、このブログ見てる方は気づいてるでしょうけど、
後出しじゃんけんシリーズの時点で、
私はもう、FITやFIPといった認定制度は、
あまり当てにしてませんでしたが。
でも案外、出力抑制無い既存FIT認定分は
希少価値出たりして。
(いつものあまのじゃく思考 汗)
再エネ事業も、
ただ商品を作ればよい歪なビジネスではなく、
普通のビジネスとして、
諸々考えていく時代に、本格的に入ったってことだと思っています。
参考になれば幸いです。
沖縄はある意味イレギュラーだと思います。
1発電所あたりのインパクトが大きいと思いますので。
沖縄のような環境ですと、
もう少しクローズなエリアで
地域新電力みたいなことがやれると
面白い気がしますね。
抑制も含めた電力マネジメントの仕組みを
作れます。
沖縄電力は、昨年らい一般家庭にまでリモート制御装置を取り付ける様に「命令」して来ました。
取付費用は、もろもろで20万程度でした。皆様、「ぶつぶつ」言いながらも取り付けていました。
結果的には、沖縄電力管内では、「制御」は1度も行われていません。すごもり需要で電力受給が余る事が無かったたけかもしれません。
ごましおさん
コメありがとうございます
需給を見ない商売はやはり無理がありますよね。
脱炭素のトレンドに便り、
他力本願で需給はお上や
電力会社が合わせてくれるだろう
という楽観的な考えでの事業の遂行は
キツイ表現にはなりますが、
事業ではなくギャンブルだと思っています。
sun33さん
コメありがとうございます
出力抑制、契約書に書かれてたと思います。
私が自分の意志で土地を取得した
(=相続ではなく)稼働済発電所には、対象外ですが。
判断は人それぞれだと思いますが、
自分で打てる対策なしで、無制限抑制の契約は
私はできないですね
年功序列と同じようなもので総括原価方式ってそれなりに機能していた部分があって、非効率な点を問題視してバッサリやったらもっとどす黒いものがいっぱい出てきた。というのがなんとなくの印象っすね。kWh定額補償のFITはいい事もありますが、設備利用率をがっつり調整しないと同時同量が果たせない未来ではそもそもの基本コンセプトが破綻してるということですよね。
そこから同脱却するかは3年程考えてますがまだ自分で制御できるレベルの答えがまだないんですよねー。
出力抑制については、契約書に書かれていませんでしたか。ちなみに、我が家のPCSは、すべて制御機能付きです。電力から事前に指定がありました。36円案件はいらないでしょ。と言いましたが、付けておけとの指示でした。各家用の施設もその後、強制的に設置の義務を果たして下さいとの指導がありました。