パワコン交換現場で、パネル配置とパワコン配置で、
角度がある現場を見て、思い出したこと
またまたパワコンが故障し、交換してきましたが、
(また故障のピッチ、上がった?)
この現場、パワコンを外したら、
パネルとパワコンの設置角度の乖離がくっきりでした。
パワコンの設置は傾けないほうが良い
感覚的には、当たり前と言えば当たり前だと思いますが、
各メーカーの取説がどう表現しているか、
気になって、ちょっと調べてみました。
3社見てみましたが、理由を書いているのは1社だけですね。
理由⇒湿気の侵入を防ぎ易い みたいです。
他の2社は理由は書いてませんが、
傾けるな的な表現はありますので、やはり
パネルは土地の傾斜なりに、傾斜に配置しても良いですが、
(パネルに傾けるなっている設置マニュアルはありえないでしょう (笑))
パワコンは、水平を取って設置が正しいようです。
理由は、湿気の侵入をしにくくする、、
なのかどうかはわかりませんが。
参考になれば幸いです。
ichikaさん
コメありがとうございます。
流石、現場を数多く見ていらっしゃる方の知見は
全然違いますね!
傾いていないに越したことはないのはわかってましたが、
具体的に何が起きるかは、全く想像出来てませんでした。
大変勉強になります。
ありがとうございます。
補足ですが、冷却ファンの音が異常に大きくなる事象もありました。これも取付時の傾きや歪みが原因でした。
傾けて設置したことで筐体が歪み、扉が開かなくなるとか、ギーギー鳴るといった事象もありました。当然、A社が書いているように密閉性(IP等級)も担保できなくなります。筐体内に水抜き穴やベントがある機種だと、内部の結露が水溜まりになることも。架台取付部のネジや支持部材の強度、耐振動性なども水平直角時の強度で計算されていますから、強度性能も担保できなくなりますね。でもやっぱり一番は、実害が確認されている密閉性の低下(扉の嵌合不良)ですかね。
ちなみにパワコンが水平直角でも、架台側に歪みや捻れ(前後上下のズレ)があると、やっぱり嵌合不良になります。これは目で見ても気づきにくいですが重要チェック事項ですね。複数台設置の場合は、開閉具合の差で気づく場合もあります。差があるときの原因はだいたい架台の歪みです…。