シミュレーションは想定インプットが一次データで無いと意味が無い

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仲間が、とある装置の購入を検討しており、
その営業シーンに同席を依頼された時の話。

どれくらいの収益性が見込めそうかの
シミュレーションが出てきました。

内容は、ざっくりこんな感じ

・装置の稼働は1日に〇回転

1回転あたり、製品Aが〇トン、製品Bが〇トン、
製品Cが〇トン出来る場合、
 ・売上が〇円
 ・装置の稼働費が〇円
 ・人件費が、〇人で〇円

このシミュレーション、全く意味が無いです。

1回転あたり、製品Aが〇トン、製品Bが〇トン、
製品Cが〇トン出来る場合を前提って、、

お客さんが知りたいのは、
アウトプットの前提(二次データ)から導き出されるものではなく、

インプットの前提
例、材料αを〇トン投入(一次データ)した場合
から導きだされるもの

だと思いますよ。

一次データを元にした値を出せないか訊いてみました。

⇒お客さんが何を投入するかは、お客さん次第だし、
 物を決めても、物の品質によりアウトプットの比率が
 変わるから出せない。

とのこと。
本人は、本当にそう思っているのかもしれませんが、

私に言われせれば、ただのやる気の無さ、言い訳

・お客さんの立場に立とうとしない
・お客さんが欲しい情報を面倒がって出さない

です。
実験すれば、出せるので。

太陽光のシミュレーションで例えると、

・晴れが年間の〇割、曇りが〇割、雨が〇割
・発電量は、曇りは晴れの〇割、雨は晴れの〇割
・月による晴、曇り、雨の発生頻度が、〇月が〇割、、、、
という前提の場合、
売電量は〇㎾h、単価〇円だから売上〇円

というシミュレーションに意味が無いのと同じです。

お客さんが知りたいのは

・「お客さんの発電所の場所だったら」←ここが起点でないと意味が無い
  (天気はこんな感じだから)
 日照量はこんな感じで、
よって、
売電量は〇㎾h、単価〇円だから売上〇円

だと思うので。

残念ながら、今回の装置、今回の営業担当では、
売れないでしょうね。

参考になれば幸いです。

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