少し前になりますが、ドローン体験セミナーに行ってきました。
以前の記事（ドローンの資格について）で書きましたが、太陽光発電事業に何か応用できないか確認する為です。
セミナーは有料なのですが、時間外に正規の時間より短く行うことを条件に無料で行って貰えることになりました。営業担当の方の計らいに感謝です。
取り扱っているドローンは、DJI社のPhantom 3 Professionalという機体に赤外線カメラなどのオプションを搭載したカスタム品。DJI社は世界シェア７割を誇るドローンのトップメーカーだそうで、主に測量会社などに400台ほどの出荷実績があるとのお話。
また、パネル清掃ロボットと上位機種のドローンによる表面検査を組み合わせた太陽光発電システム向けソリューションも提供しているとのこと。
余談はさておき体験は、簡単なブリーフィングの後にシュミレータを使った操作体験、その後、トレーニング用の実機で操作体験という流れで行いました。
シュミレータは良くあるモニタに映しだされた映像を見ながらコントローラで操作を行うものです。ドローンは前後左右上下と立体的に動かせるのですが、シュミレータだといまひとつ感覚がつかみづらかったです。
次にトレーニング用の実機を使った体験、コントローラはラジコンをやったことがある方には馴染みがあるプロポでの操作。実機の方がシュミレータより感覚がつかみ易く、インストラクターさんの指示に従って慎重にプロポを操作すれば、なんとか飛ばすことができます。
実機体験は屋内で行ったのですが、実際に屋外で思った様に飛ばすにはかなりの練習が必要と感じました。
色々、営業の方にも話を聞きましたがドローンを使用したビジネスというのは、まだ試行錯誤の段階の様です。帰宅してからネットでも調べてみましたが、太陽光パネル向けの表面検査にドローンを導入している会社はあるものの、導入したところも手探りの段階の様な感じでした。コスト的には個人でも何とか導入できるレベルですが、ドローンを使った事業を成り立たせるハードルはまだまだ高い様です。

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