オランダ、アムステルダムのスタジアムにて電気自動車リーフの再生バッテリーを利用した大容量蓄電池システムが稼働したと発表されました。
引用先:https://www.autocar.jp/news/2018/07/04/300902/2/
電気自動車の走行用バッテリーの二次利用が進んでいるようですね。
どんな製品でもそうだと思いますが、製造・保守の過程で、二酸化炭素の排出はゼロではありません。
リサイクルを行い製品寿命を延ばすことで、間接的に二酸化炭素の排出を抑えることも大切な取り組みだと思います。
今回のシステムは、スタジアムの屋根に設置した太陽光パネルで発電した電力を容量3MWの蓄電池に蓄積する仕組みとのこと。停電時には大容量の電力を供給でき、電力網の安定にもつながるとあります。
日本では、商用施設や公共施設にこういった規模の大きい蓄電システムが設置された例は、無いと思います。
大きめの商用・公共施設は、災害時の拠点となることも多いので、こういったシステムを導入すれば、災害時に電気も確保ができます。利便性や安心感も高まると思うので、導入が進むと良いのですが。
バッテリーを提供した日産では、電気自動車から電力網に電気を供給するV2Gを英国で、進める計画のようです。電気自動車を社会インフラの一部と捉え、循環させることで、より多くの二酸化炭素の排出を抑えることができる・・という前向きな考え方を称賛したいですね。
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