日産電動車の最新モデル、リーフe+に試乗する機会がありましたので、簡単に紹介します。
インプレなど
試乗したグレードは上から2番めのe+X、62kWhバッテリー搭載車です。車体にグレードを示すエンブレムなどは、取り付けられていません。
個人的には、欧州車のような精悍なデザインが気にいっています。旧型リーフに比べればデザインが洗練され、電動車感は無くなりました。
こちらは、インパネ表示、バッテリー残量59%で航続距離174km。
わたしのガソリン車は、メーター半分で、200kmから250kmくらいなので、表示だけ見ればもうちょっと走っても良いかな、という感じ。実際には、もう少し伸びるのではないかと思います。
40kWh車で、実走行で300km程度との話でしたので、62kWhで400km弱くらいなのかな・・。
前室全景。
旧型リーフと同様幅広な印象がしました。
ハンドルの円では無く下側が平らになっています。操作時若干違和感あり。わたしの車はミニバンでセンターコンソールが無くウォークスルーになっているので、センターコンソールのある車に乗るとちょっと窮屈に感じます。
こちらは、エンジンルーム?ガソリン車に比べると機器が少なくスッキリした印象です。中央がモーターユニットでしょうか?
走りの印象など
神奈川県西部の秦野市街〜小田原厚木道路〜平塚市内を走りました。
アップダウンの多い盆地、バイパス道路、市街地を走りましたが、パワー不足を感じることも無く、電動車特有の加速の良さを感じました。バイパス道路で80km程度で走っても、スピード感は、あまり無くモーター音も非常に静かで安定していました。
本車には、アクセル操作のみで運転ができるという、「e-Pedal」が搭載されています。コンソールのスイッチでON・OFFできます。インパネ表示中央のドライブモードの下に現在のモードが表示されます。
オンにすると回生ブレーキの効きが強くなりアクセルを緩めるだけで停車できますが、コントロールには慣れが必要ですね。慣れれば、足をブレーキに踏み変えることなく運転できるので、アップダウンの多い場所では楽になるのではないでしょうか。
発進時の加速は、ecoモードをオンにするとマイルドになってガソリン車のオートマに近いフィーリングになります。乗り換えた時は、ecoモードをオンにして乗れば、違和感も無く電費も多少良くなるのかなと思います。
良くできたクルマで電動車としての完成度は高いと思います。
あとは価格ですか・・欲しいと思うけどもう少し安くならないかな・・あとは最近夏場の気温が高いのでバッテリーの温度上昇が心配ですね。
中国の電動車は冷却装置を搭載した車もあるので、今後はそういった機能も搭載されるかもしれませんね。でもまた値段上がるなあ(泣)
以前のリーフ関連の記事はこちら(電気自動車は普及していくのだろうか?)(新型リーフを見てきました)(旧型リーフは、お買い得なのか)。
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