家庭用コージェネレーションシステムの作動時に発生する低周波の運転音が人体に与える影響にについて、新聞報道がなされましたね。
影響には個人差が大きいようで、重篤な場合は、吐き気や頭痛を発症する人もいるとのこと。
太陽光発電システムにおいてもパワコンに冷却用のファンが実装されている製品は作動音が発生すると思います。
コンピュータの設計をやっていたこともあるので分かるのですが、冷却用のファンのキーンという作動音は静かなところは以外と気になるものです。
また、パネルの反射や熱の問題が取りざたされるケースがありましたね。
所有する国府発電所も住宅地への設置だったため、熱や反射の問題が、農業委員会にて発議されたことが公開されている議事録から見てとれました。
太陽光発電の適地が減少していく中、住宅に近接したところに設備を設置する場合もあると思います。地主さんの理解を得ることもそうですが、近隣の方への十分な配慮が必要になってくることが今後増えて行くような気もします。
投資的な側面も強い太陽光ですが、事業者として社会的責任や法令遵守に配慮することや、ソーラーシェアリングや市民発電所といった他人が介在し理解を得やすい事業展開などを考えて行くことが必要になってくると考えます。
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