少し前の記事ですが、静岡県御前崎市で、稼働準備中のバイオガス発電施設で、燃料がもれ、付近に異臭が発生した、と報道がありました。
引用先:http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/tokai-news/CK2018020702000101.html
再生可能エネルギーで、有機物を使用した発電といえば、バイオマス発電を思い浮かべます。
バイオマス発電は、有機物を直接燃焼して発生させた蒸気で発電機を回して発電しますが、バイオガスは、有機物を発酵させて発生したガスを利用して発電機を回し発電する仕組み。バイオガス発電については、以前に『梅オガス発電所』記事でも紹介しています。
バイオマスに比べ導入・維持コストが抑えられ、CO2の排出量も少ないのがメリット。日本での認知度は低いですが、欧州では導入が進み、技術的にも欧州企業がリードしているそうです。
問題を起こした企業は、自治体への申請や地元の同意を怠っていたとのこと。バイオガス発電を利用して廃棄物の削減や地域貢献をめざしている人達もいます。真面目に取り組んでいる方々に迷惑をかけるのだけはやめてもらいたいですね。
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