〇主要要素:
Σ(FIT単価×ストリング単位での復旧の早さ×ストリング当たり発電量)
〇微細要素:
バイパスダイオードも加味した回路の復旧状況
〇番外要素:
過度な負荷で、プラントに物理的にトラブルが起きている、起きそう
(沈下など)
パネルの雪下ろしの際、皆さんはどういう順番で雪下ろしするパネルを
決めているのでしょうか。
アレイが雪の重みでひしゃげている、などという
「番外要素
過度な負荷で、プラントに物理的にトラブルが起きている、起きそう
(沈下など)」
が最優先になるとは思いますが、それを除くと、私の場合
「兎に角、早く売上の機会損失を減らす」
を念頭に置いて、順番を決めています。
完全マルチストリング(=1ストリング毎に電気回路が完全独立)パワコン
を採用しているプラントが、あまり無いこともあり、
〇雪下ろしする発電所は、FIT単価の高い順番
〇発電所内では、早くストリングに属する全てのパネルの雪下ろしが
出来る順番にストリングを選定し、雪下ろし
(届きにくいパネルを含むストリングは、全パネル後回し)
〇よほど作業動線に無駄が出ない限り、作業動線を優先するあまり、
ストリング単位での雪下ろし途中に
別のストリングに浮気?はしない
式にすると
Σ(FIT単価×ストリング単位での復旧の早さ×ストリング当たり発電量)
になるかと思います。
あと、それ以外の要素として、
各パネルの中での雪下ろし動作では、
バイパスダイオードの配置も意識しています。
(せこ過ぎますか 汗)
縦3分の1単位の回路になっているため
(高FIT単価プラント設置時には、両面パネルは存在しなかった)
縦3分の1単位での復旧を1秒でも早くするには
どういう動きをすれば良いか
を常に考えながら動いています。
とってもセコイ(笑)雪下ろしの話でした。
ただ、
「全ての物事には理由があって、
それを常に意識して考え、行動することが大切」
とも思っています。
参考になれば幸いです。
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