今回は、電力システムの本を紹介したいと思います。
『世界の再生可能エネルギーと電力システム 電力システム編』安田陽 著
前回の「風力発電編」に続く安田陽氏著作のシリーズ第2弾です。
海外の電力システムの解説から、電力システム改革の話、スマートグリッドなどについて豊富な図版と理解しやすい文体で綴られています。いつものようにエビデンスに基づいた客観的な解説には好感がもてます。前回の「風力発電編」もそうですが、この分野について一般の人が読める書籍は、大変貴重だと思います。これからのシリーズ展開に期待したいですね。
いつもの様に、電子書籍のhonto版を購入しましたが、シリーズが揃ってきたら、紙版の書籍も購入しようと考えています。幼少の頃、図鑑を集めていたワタシとしては、図版の入った大判の書籍というのは、所有欲をくすぐるのです。
まあ、それはさておき、発電事業者の予備知識として知っておきたい事項も含まれているので、一読の上、手元においておきたい一冊ですね。
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