以前でしたら、電気は電力会社、ガスはガス会社と棲み分けがありましたが、最近は事情が異なるようですね。大阪ガスが出資するガスアンドパワーという会社は、複数の風力、太陽光の自然エネルギー発電所に加え、火力発電所も所有しています。
引用先:http://www.gasandpower.co.jp/about/
こうなると、ほとんど電力会社ですが、単一のエネルギーを生業とするだけでは、時代のニーズに答えられないということなのでしょう。沿革を見ると、1997年に関西電力向け電力卸会社として設立されたとのこと。
意外と歴史がありますね。
わたしの住んでいる大磯は、都市ガスではなくプロパンなのですが、プロパンガスの販売店が太陽光の事業をやっていたりと多角化が進んでいます。
そういえば、小田原の湘南電力もガス会社が株主として参画していたはず。規模は違えど、複数のエネルギー源を扱う業態にシフトしていっているのですね。
新電力が浸透してきたといっても、ヨーロッパの様に自由に選べるといった状況までは、行き着いていないと思います。エネルギー企業間の競争の激化といった難しい側面もありますが、ユーザーが複数のエネルギー企業から気に入ったところを選べる時が来るのを期待したいですね。
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