日経クロステックにHITモジュールを採用したメガソーラーの記事が掲載されました。非常に興味深い記事なので、ご紹介します。
引用先:https://tech.nikkeibp.co.jp/dm/atcl/feature/15/302960/011400179/?ST=nxt_thmdm_solarpower&P=1
自宅屋根もHITモジュールを使用していますが、1kW当たりの発電量は、他の多結晶の産業用発電所より良い値を出しています。
産業用でもHITモジュールが採用できれば、高効率の発電所が実現できるのですが、価格がネックになっています。記事中では、予想以上の発電量を示し、価格とのバランスが取れていると評価されています。
以前の記事(太陽光モジュール単価の考察)で2018年、247WのHITモジュールが、2万円台まで下がっていることを考えれば、ほどほど過積載のHITモジュールの産業用発電所も有りなのかもしれません。
掲載されたメガソーラーは、物流倉庫の屋根を借りて設営したもの。
屋上に平置きすれば、地上から見えませんし、造成も不要、架台のコストも安価になるものと思われます。
環境アセスメントや景観を考えれば、今後は、陸上より大規模倉庫の屋上、あるいは水上がメガソーラーの有望な設置先ということになるのでしょう。記事中でも「倉庫のESG」として、新たなビジネスモデルとして紹介されています。
先日、メガソーラーの法規制を呼びかける集会が開催されましたが、環境に配慮した屋上設置のメガソーラーが増えることで、少しでもイメージが良くなることを期待したいですね。
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