今年の収支予算書を作成にあたって経費を今一度整理したので、発電所毎にグラフにしてみました。
円グラフ全体が年間の売電収入で、経費を差し引いた残りが、水色の部分、「年残額」になります。例によって金額は伏せ、比率で表示してあります。
条件
・発電量予測はNEDOシュミレーションを採用。売電額は税込(8%固定)。ロス率は、中井、国府は、25%、鬼越は、30%。
・国府、中井発電所のメンテ費はスポット契約、自己作業で行う除草費を計上してあります。鬼越発電所の損害保険料は、システム費用に含んでいるため計上してありません。
中井発電所
・自己設置、土地:賃貸、借入金:無、PCS交換費:計上、撤去費:計上。
国府発電所
・自己設置、土地:自己所有、借入金:無、PCS交換費:計上、撤去費:無。
鬼越発電所
・分譲、土地:賃貸、借入金:有、PCS交換費:計上、撤去費:計上。
所感など
鬼越発電所は、借入金の返済が、6割を占めています。分譲案件をローンを組んで導入というとこういう感じになると思います。年残額が14%ですが、例えば、売電収入が年間200万としたら、年残額は、28万という計算。
国府発電所と中井発電所は、借入金がないので、ローンの返済後は、このような感じという例です。
あくまでもわたしの発電所の試算なので参考ですが・・。
試しに鬼越発電所のモジュール単価を半分に切り下げて、償却資産税やローンの金額を調整して売電単価18円で計算してみましたが、事業としては厳しい感じです。
FIT単価の下落に設備の設置単価の下げ幅が追いついて無いように思えるのですが、どうなんでしょう?
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