垣間見えるモジュール再生の課題

(カテゴリ: 太陽光発電システム関連記録, 雑記録)

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毎日新聞の写真特集で、愛知の太陽光モジュールリサイクル工場が紹介されました。

sc-recycle-panel
引用先:https://mainichi.jp/articles/20190316/dde/001/040/022000c

記事によれば、処分される使用済太陽光パネルは、年間2000トン、2030年代後半には、これが50万トン〜80万トンに達するとあります。
将来的には、処分に困って不適切な方法を取る業者も懸念され、対策として、処分用の設備を導入した企業に補助金を出す、という取り組みも開始されているようです。

記事では、写真が7枚掲載されていますが、業務に従事されている方は、防塵マスクなど重装備で作業の大変さが伺えます。

わたしも有機溶剤や粉塵が発生する業務に従事したことがありますが、防塵マスクやゴーグルをして重装備で作業すると、すぐにマスクは息で水分を含んで苦しくなり、ゴーグルは曇って見えないわで、とても長時間作業できるものではありません。

やはり、使用済モジュールを右から投入すれば、左から完全に分別されて排出されるくらいのフルオートメーションの設備でも無いと大量の処理は難しいと考えます。

廃棄費用の外部積立のお話もあります。お金を払いたくないからといって、不適切な手法を取る輩は少なからず存在します。強制的に外部に積立という方法は、ある意味理にかなっている、と思えます。

処分するモジュールの枚数に応じてリサイクル券を購入する「家電リサイクル法」のような仕組みがあっても良いような気がします。
これとて不適切な処理が無くなるとは言えませんが、管理することで未実地のケースの捕捉率を高めることはできるのではないでしょうか。

最近、相次いで太陽光の事業者団体が設立されましたが、こういう組織でリサイクル事業に取り組むというのもひとつの手法として考えられます。

今後、膨大な枚数の使用済モジュールが発生することになります。事業者としても撤去を見据えた費用の積立など対策をしっかりとっておくことを責務として留意して行きたいですね。

太陽光発電ムラ市場

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