レバレッジとは、自己資金の何倍もの力で行える取引、という意味合いだそうです。太陽光発電事業においても資金を借り入れて、発電所を運用する行為もレバレッジと捉えることができるのかなと思います。
日本では、レバレッジ=借入金のような考え方で、なんとなく良くないイメージがありますが、米国では、レバレッジというともっと前向きな捉え方で、お国柄かも知れませんが、フルローンで住宅を購入し、それを担保にローンを組んで耐久消費財をさらに購入するのだそうです。
ローンを重ねるというのは、個人的には怖い気がしますが、彼の国では、それほど気にしないようで、そこが米国の良いところでもあり残念なところでもあるのでしょうね。
少し前に合同会社を多数設立して複数の金融機関から融資を受け、それがバレて融資を断られるという方がいましたが、レバレッジの効かせ過ぎも宜しくないという事で、何事も限度を見極めることが重要なんだなと思います。
以前の記事はこちら(大手銀、不動産投資家に融資中止、通告)
太陽光発電事業でレバレッジを効かせることが最近難しくなってきましたが、前述の「1法人1物件スキーム」のようなウルトラC な方法はムリがあるわけで、借り入れができない時は、一歩引いて、考え直してみるという行為も大切なのかなと考えます。
単価の引き下げで太陽光事業に慎重な方も増え、売る側としては、あの手この手の手法を繰り出してくると思いますが、安易に飛びつかないように注意を払って行きたいですね。
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