7月10日の国府発電所、Bルートサービス発電量データ欠損の続報です。
前回の記事は、こちら(Bルートサービスでも発電量データ欠損が発生)
当方、個人事業主のため、メーカーと直接やり取りができないので、代理店の方に問い合わせをお願いしました。早速、7月10日当日のデータ解析結果をご連絡頂きましたので、紹介します。
画像は、エラーが発生した時間帯の前後を含めたログ生データです。
赤線部分がデータの欠損が生じた11:00-12:00の時間帯で、文字列右端の数字が「0.0」となっているのがわかります。
これは、データが取得出来ずにエラーになり数値がゼロとなったことを示しているとのことです。
青矢印部分の10:30と12:30は、データが正常に取得できたので、文字列右端に数値が表示されています。
こちらの画像は、7月10日当日の時間別データです。
グラフにして4本分の抜けがありますが、データが欠損したのは、11:00-12:00の時間帯なので、グラフ本数にして3本抜けになるはずです。
正常にデータが取得されたはずの12:30のグラフにマウスオーバーしてみるとツールチップに「計算不可」と表示されます。
グラフは、直前データとの差分を30分間の発電量として描画しています。
12:30分データは、直前の12:00分データがないため、差分計算ができず欠損となったとのことです。
こちらの画像は、7月10日当日の時間別データの売電状況表示。
「合計売電量 76.8kWh」となっています。
ログの10:30と12:30はデータ取得できているので、差分を計算すると・・
85482.8-85449.4=33.4kWh
となります。
これに時間別データの合計売電量 76.8kWhを足すことにより、日別の合計売電量とイコールになれば、データの計量は正しいはず。
76.8kWh+33.4kWh=110.2kWh
こちらの画像は、日別の電力量グラフの7月10日グラフにマウスオーバーして、ツールチップを表示した状態。
「合計売電量 110.2[kWh]」となっているので、欠損分も含めデータの計量は正しくできていることが確認できます。
ちなみに売電量は、期間中の30分の値を積上げたものではなく、期末の検針値から期初の検針値を引いた差分で計算されているそうです。なので、計測値が [85482.8]などと大きな値になっている訳です。
再取得できない問題やデータを回復する手立てがあるかどうか、は代理店さんからメーカーに問い合わせてをして頂く予定です。
メーカーの営業日の関係で、問い合わせは、来週火曜日以降になってしまうとのことですが、原因を含めて解決策が判明することを望みます。
代理店の方は、元大手電機メーカー勤務で技術的洞察も深く対応も丁寧です。今回も昨日夜に問い合わせメールを打ったのですが、今朝には返事が届いていました。
当方、中井発電所の監視カメラシステムもこちらの方の設計です。
素早い丁寧な対応は、本当に助かりますね。
続報が来ましたら再度レポートします。
コメントを残す