地元神奈川県小田原市で蒲鉾店を営む、鈴木悌介氏の著書を紹介します。
「エネルギーから経済を考える」鈴木悌介著 エネ経会議出版部刊
初めに2011年の東日本大震災を受け、自社の省エネルギー化を取組み、再エネを中心とした地域エネルギーのノウハウ、情報共有、そしてそれを実践するためのプラットホームとして「エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議」通称エネ経会議を立ち上げるに至った経緯などが綴られています。
後半は、エネルギーをはじめとする各界の専門家との対談集になっています。経営者、研究者、政治家、NPOに携わる方と多岐に渡る人々のお話を伺っています。対談という形を取ることで、相手の考えや思いを巧みに引き出し、読者に分かりやすく伝えることができていると思います。
投資の側面ばかり強調される昨今の再エネ事情。
今後の再エネの進むべき新しいカタチを考えるきっかけになる一冊ではないでしょうか。
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