明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。
元旦ではありますが、嫁さんが仕事のため初日の出も拝みに行かず、普段どおりの朝のルーティンをこなしてから静かに過ごしています。
では、実績を紹介したいます。
今年も、野立て各発電所の対シュミレーション実績、年度推移をグラフにまとめてみました。
2019年度のまとめ記事は、こちらです。参考にしてみて下さい。
(グラフで見る 2019年実績まとめ)
国府発電所
シュミレーションは、気象データ「辻堂」、ロス率 30%。
2019年は、ロス率25%で算定しましたがシュミレーション割れしたため、2020年は引き上げて算定しました。7月に大幅にシュミレーション割れが発生しましたが、それ以外の月は、シュミレーションを若干上回る程度とロス率を見直した結果がでました。
マキシマイザーの効能については、もう少し細かく分析する必要がありそうです。
中井発電所
シュミレーションは、気象データ「小田原」、ロス率 20%で算出。
こちらは、前年よりロス率を引き下げて算定しました。
こちらも7月の落ち込み以外は、若干の上下はあるものの、ほぼシュミレーション通りの結果です。当初はロス率を変更せずに臨む予定でしたが、結果的に変更した方が当たりでした。
鬼越発電所
シュミレーションは、気象データを「雫石」、ロス率 30%は変更なし。
シュミレーション諸元は変更せずトライした2020年度でしたが、春の発電量が伸びず、7月の落ち込みが大きかったため、年間対シュミレーション比で、2019年度を5%以上下回る結果となりました。
やはり降雪が予測される月は、ロス率を上げて算定した方が良さそうです。
国府発電所 年間推移比較
2017年から2020年までの統計データをプロットしています。こちらも2020年度の7月と8月の落差が特徴です。
2020年度はマキシマイザーを導入しましたが、今後効果の検証及び追加の施策といったことを検討して行きたいと思います。
中井発電所 年間推移比較
2016年から2020年までの統計データをプロットしています。
2020年度の7月と8月の倍近い落差が特徴的です。
こうしてエビデンスを取ってみると年間での発電量の差はかなり大きなものがあります。やはり年初に売上を堅持できるシュミレーションデータをきっちり策定することが肝要ですね。
鬼越発電所 年間推移比較
2018年から2020年までの統計データをプロットしています。
2020年度、7月8月の落差がありますが、それ以外の月は年間を通して差異は少ない感じです。
鬼越発電所の場合、春のシーズン時にどれだけ上積みできるかによって年間の発電量の差異が決まってしまうような感じです。
こちらも年初のシュミレーションをしっかりと策定し年間の売電予測を過度に見積もらないことが、安定した事業の運用に繋がると考えます。
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