
東京電力パワーグリッドの購入実績お知らせサービスに
ついに解体等積立金
いわゆる廃棄費用の積立金の項目に金額が
表示されるようになりました
太陽光発電所は放置したまま業者が逃げるとか
未だに発言している人達を見かけますが
FIT10kw以上の太陽光発電所は
11年目から20年目にかけて
電力会社から強制的に解体等積立金を
差し引かれた金額が振込されます
電力広域的運営推進機関が積立金を管理し
発電事業者は廃棄時に資料を提出することで
積立金の払い戻しを受けられる
(具体的な手続き方法等は未定らしい)
資産価値がある発電所を残して
夜逃げすることがあるとも思えませんが
仮に逃げても外部機関に積み立てられた金額で
解体撤去出来るような仕組みが出来上がっているのです
(既に金額徴収自体は始まっているので)
***
(同じことを何度も書いていますが)
FIT終了後の21年目以降も
解体せず発電を続ける事業者も
強制的に積立させられ
発電事業を続ける限り強制徴収されたお金は戻されることが無い
解体しないとお金は戻さないぞ!という
情け容赦のない制度です
本来の太陽光発電所の趣旨は
FIT期間中は再エネ負担金が生じるけど
FIT期間後には圧倒的に安価な電力を生み出して
再エネ負担金を遥かに超える還元をしていこう
といったスタンスだと思ったのですが
廃棄費用積立金が
FIT期間終了後の太陽光発電所廃棄を前提とした制度とすると
国民にFIT期間中の再エネ負担金を押し付け
FIT期間後での安価な電力による還元を行うことなく
解体撤去し事業終了を後押しする
恐るべき制度だと思うんですけどね
***
(これも何度も言ってますが)
太陽光発電所の適格事業者を決めるより
無数にある低圧太陽光発電所にラベルを貼り
1. FIT後も発電事業を続ける発電所
2. 斜面等のハザードエリアのためFIT後は撤去する発電所
少なくとも、この程度の区分けをして
10年後、15年後の太陽光発電所による発電量を調査することで
電力網、蓄電池、蓄電所、将来のプランに
生かせると思うんですけどね
え?
国は再エネ賦課金だけ国民に負担させ
さっさと発電所は撤去しろって言うの?
安価な電力供給されると困る人が多いのかな?

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