全国ソーラーシェアリングサミット2018に行ってきました! その2

ふたつめの見学先、神奈川県初の稲作ソーラーシェアリングを紹介します。
最初の施設から、車で10分ほどの場所。住宅地の中に田んぼが広がる立地です。以下、スペックです。

【小田原桑原ソーラーシェアリング】

・パネル容量:58.24kW
・PCS容量 :38.50kW
・架台:メーカーオリジナル
・架台高:3.0m
・遮光率:33%
・方位角:南東(地なり)
・作付作物:酒米(有機栽培)
・18年4月竣工(8月連系予定)


太陽光発電ムラ市場

【システム写真集】

システム全景。
といっても引くと田んぼの緑に埋もれて良く分からないので、だいぶ近くで撮影しています。

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作付けの様子。
自然栽培なので、お隣の田んぼとの境界には結構草が生えています。
支柱間には苗が植えられないので、通常の三分の二くらいの作付けになるそうです。お隣の方が生育が良いように見えますが、これは、6月に田植えを行ったため。
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作付けの様子 その2。
植え方も色々工夫しているそうです。画像左中央の列は3本密に作付けしてあります。

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架台クローズアップ。
下曽我のように補強プレートは無く、代わりに主桁の下を左右に走る二本の補強バーが同じ役目を担っています。
補強バーまでの地上高は、2メートル。

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パネル部分のクローズアップ。
パネルメーカーは分かりませんでしたが、通常サイズのもののようです。
パネルの角度を決める三角部分は固定式。容量から逆算すると260Wパネルを224枚使用と推測されます。

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パワーコンディショナー付近。
支柱には、補強ワイヤーが十字に張られています。パワコンはオムロン製に見えます。7台構成なので、計算すると 5.5kWの容量です。パワコン下にはケーブルラックが備えられ、配線はここに集約されています。

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スクリュー杭クローズアップ。
構造は、下曽我と同じですが、埋設部には、30センチ角の沈み込み防止プレートが、2枚設置されているそうです。

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新設の電柱。
連系前なので、電線は未接続。画像にはありませんが、ここから 30メートルほど離れた場所に電柱があってそこに接続する予定。

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【その他、所感など・・】

その1で書き忘れましたが、下曽我は 24円案件、こちらは21円案件です。

施工費用は、約1400万(負担金含む)。
費用の半額は、城南信用金庫より借入。残り半分は、神奈川県地域主導再生可能エネルギー対象事業の補助金。こちらは、金利の無い融資で、補助金額を20年かけて売電収入の中から納付する仕組みです。
施工は、パスポート株式会社。

収穫した酒米は、小田原市内の醸造所で日本酒にして販売予定。
栽培する作物については、有機栽培などで作物自身の価値を上げ、加工することで付加価値を上げるという手法。実際には、商品化にも時間がかかるし、簡単ではないとのこと。色々参考になります。

次回は、小田原市内で行われた講演の感想などレポートしたいと思います。
続きます。

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