「太陽光パネルの循環利用に向け、情報発信」の、ニュース記事。

(カテゴリ: 事業, 太陽光発電)

太陽光発電が各地に広がってから、もう十数年。
導入当初のパネルも、やがて寿命を迎える時期が少しずつ近づいてまいりました。
 
「再生可能エネルギー」という言葉の響きとは裏腹に、廃棄の問題は、循環型社会にとって大きな課題となりつつあります。
 
12月9日付で、中日新聞Webが 『太陽光パネルの循環利用を 県、大量廃棄控え情報サイトを開設』と題する記事を掲載しています。
 

記事によりますと、循環型社会を目指す「あいちサーキュラーエコノミー推進プロジェクト」の一環として、太陽光パネルの循環利用の仕組み作りを目指すチームが、情報サイトを開設したとのこと。
 
(記事引用)
近い将来、パネルの大量廃棄が見込まれる中、パネルの設置事業者や県民に見てもらうことで、リサイクルやリユースにつなげる。

 

国の推計では、廃棄量が2040年代前半にピークを迎え、50万トン近くに達するとされています。
 
愛知県内でも2042年に最大2万トンの廃棄が予測され、参画するリサイクル業者3社で年間計1万6千トンほど処理できることなどが紹介されています。
 
(記事引用)
廃棄パネルは適正な処理が重要。
放置されたままになれば、ガラス面の破損などの状況によっては感電や飛散のほか、景観の悪化にもつながる。
再利用して資源の循環につながれば。

 
太陽光発電所を営む私たちにとって、パネル廃棄の問題は、決して遠い未来の話ではありません。
 
循環利用の仕組みが整備されることは、安心して事業を続けるための大切な基盤となりそうです。

 

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