やはり、どうしてもつい目についてしまうこの話題。
10月24日付で、読売新聞が『銅線の窃盗が価格高騰で急増…高速道路や野球場などで被害、背景にメガソーラーやEVによる需要拡大』と題する記事を掲載しています。
記事によりますと、電気伝導率の高い銅の需要が、メガソーラーや電気自動車(EV)を中心に拡大。
価格が高騰する中、売却目的での銅線窃盗が各地で急増しているとのこと。
(記事引用)
銅は電気伝導率が高く、メガソーラーや電気自動車(EV)を中心とする需要増で価格が高騰していることが背景にある。
実際、警察庁によると昨年の金属盗認知件数は2万701件。
そのうち半数を超える1万1191件が銅に関するもので、2020年の2499件から4倍超に増加しているそうです。
和歌山県警では、太陽光発電所からの銅線ケーブル窃盗容疑で、清掃業の男ら4人を逮捕・追送検。
未遂を含め19件、約3000万円相当の被害が裏付けられたとのこと。
また、以前のブログでも触れましたが、今年9月には「金属盗対策法」が施行され、銅くず買い取り業者に対して、取引相手の身元確認が義務付けられています。
素材の代替として、アルミ製ケーブルへの置き換えも進んでおり、古河電気工業によれば、アルミ製ケーブルの受注は 2020年の約60件から昨年は約940件に急増しているとのこと。
太陽光発電事業を営む者としては、銅線の価格高騰と窃盗リスクに対し、実効的な手段として、素材変更も視野に入れる必要があるように思います。
![]()
太陽光発電ランキング
ブログ更新の励みになります。
よろしければ、是非クリックください。
![]()
にほんブログ村
<
- « 前の記事へ
私の設備は、監視装置や監視カメラが入っていますが。
一番の対策は、銅線の長さを設計の段階から最大限短くする事です。
私の銅線は、5mしかありません。
30mも50mもあれば、泥棒さんもその気になりますが
5mしかなければ、相手にもされません。
50Kw×6=300Kwの設備です。