太陽光発電をめぐって、最近は何かとネガティブなニュースが目立ちますが、今日は前向きな話題のご紹介です。
12月23日付で、岩手日報が「太陽パワー、昼も夜も使える 宮古・田老に大型蓄電池増設の発電所が竣工」と題する記事を掲載しています。
記事によりますと、宮古市と日本国土開発が出資する合同会社が、同市田老に整備を進めていた夜間連系太陽光発電所の竣工式を20日に現地で行ったとのこと。
(記事引用)
日中に発電した電気を大型蓄電池にため、夜間も電力供給が可能になる
震災の被災跡地を活用した施設は4日から稼働。
2015年に運転開始した田老太陽光発電所の隣の約3・4ヘクタールに、太陽光パネル約5千枚(出力2969キロワット)、蓄電池(容量7987キロワット時)を増設し、一般家庭623世帯分相当の電力を生む
太陽光発電所は、言うまでもなく太陽光がなければ発電できないわけでありまして、電力の需給にズレが生じます。
ですので、季節によっては、ご承知の通り出力制御により、大量の電力が「廃棄」されています。
「太陽光+蓄電池」という組み合わせは、エネルギーの効率化という面では、現実的な解決策といえましょう。
一方で、事業性、つまり売電収入という観点で言えば、施策との兼ね合いもあり、なかなか一筋縄でいかない部分もあります。
それでも、こうした取り組みが各地で進んでいることは、再エネに携わる者として心強いものです。
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私の経験では、1ケ月、雨続きと言う事がありました。余るのも問題ですが、足りないと 電力会社から供給する事になりますのでその為に二重投資が必要になります。