日本の夏、42年で3週間長く。

(カテゴリ: 太陽光発電, 未設定)

直感的には、薄々気づいていた内容ではありますが、この報道に触れて「やはりそうか」と思い至るところがあります。
 
季節の移ろいについて、静かな警鐘を鳴らす研究報道がありました。
 
10月13日付で、日本経済新聞が『日本の夏42年で3週間長く、春秋は短く「二季化」進む 三重大学研究』と題する、共同通信の配信記事を掲載しています。
 

記事によりますと、三重大学の研究グループが、1982年から2023年までの42年間にわたる気象庁の観測データを分析した結果、日本の「夏の期間」が約3週間延びていたことが分かったとのこと。
 
(記事引用)
夏の期間は年々、日数が増加傾向にある。温暖化が続けば長い夏と冬の二季化がより進むことになる

 
ここで問題になるのは、「夏とは何か」という定義。
研究では、北海道から九州までの海洋を含む約200区画を対象に、最高・最低気温の平均値から「夏の基準」を定め、その基準を初めて超えた日を「夏の開始日」、最後に超えた日を「終了日」として、夏の期間を定義したとのこと。
 
その結果、42年間で開始日は約12.6日早まり、終了日は約8.8日遅くなり、夏の期間は平均で約21.4日延びていたそうです。
2023年の夏は、6月11日から10月9日までの121日間だったとのこと。
 
一方で、「冬の期間」には大きな変化は見られず、春と秋が短くなり、季節が「二季化」している傾向があるといいます。
 
太陽光発電事業を営む者としては、こうした季節の変化が、設備の発電量や管理にも、 影響してくることを感じます。
 
特に、春秋の短縮は、除草や点検のタイミングにも関わってくるため、今後の季節感の変化を、見つめていきたいと思います。

 

太陽光発電ランキング
ブログ更新の励みになります。
よろしければ、是非クリックください。
にほんブログ村 環境ブログ 風力発電・太陽光発電へ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村<

太陽光発電ムラ市場メルマガ登録

太陽光発電ムラ市場セカンダリ無料査定



太陽光発電ムラ市場 パワコンの電気代を10分の1に!

コメントを残す