耕作放棄地や農家の高齢化対策のため、県では、来年度から一般の人に農業研修などを行う事業を始める、と報じられました。
引用先:https://mainichi.jp/articles/20190223/ddl/k14/010/108000c
こういう取り組みに参加できれば、認定農業者となって農地を借り、ソーラーシェアリングを実施するハードルも低くなりそうですね。
対象は、同じく少子高齢化に苦しむ団地にお住まいの方ということですが、もう少し門戸を開いて、団地住民以外の人も取り組めるようになれば、ぜひ参加したいですね。
近隣の二宮町の公団二宮団地では、すでに地域再生プロジェクトとして、団地の住民の方と共同農園を運営していると記載されています。
わたしの友人が住んでいたことがあるので知っているのですが、駅から距離のある高台にあり、エレベーターも無く閑散とした印象でしたが、最近は、部屋のリノベーションも可能で、若い方もお住まいになっているようです。
わたしの居住する大磯町を含む中郡地域は、2040年には、65歳以上の人口が4割に達すると推計されています。
農地も住宅地や中山間地に点在し、集積化も難しい状況なので、耕作放棄地を増やさない取り組みが必要、県の取り組みに拍手を送りたいですね。
ソーラーシェアリングも大規模化が進んでいますが、小規模な農地に特化したシステムが有っても良いと思うのですが・・。
千葉エコエネルギーの東氏が提唱する「軒先ソーラーシェアリング」、農家の軒先畑に木製架台のソーラーシェアリングを設置し、余剰売電でソーラーシェアリング導入量を増やす、といった取り組みが神奈川県西部には、合っていると考えています。
ソーラーシェアリングに対する認知度は、まだまだ高くはありませんが、小規模でも農業に取り組む方が増え、ソーラーシェアリングが組み合わせられば、景観に優れた再生可能エネルギーの推進が図れるかもしれませんね。
神奈川県の取り組みの続報に期待したいと思います。
わたしも来年にはお家でソーラーシェアリング計画を具現化せねば・・。
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