後退する風力発電業界

(カテゴリ: 太陽光発電システム関連記録, 雑記録)

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少し前の記事ですが、日本製鋼所が風力発電事業から撤退すると発表しましたね。

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引用先:https://tech.nikkeibp.co.jp/dm/atcl/news/16/042612168/?ST=nxt_thmdm_energytech

日本製鋼所が撤退することにより、国内でMW級の風車を製造する企業はなくなったとあります。太陽光モジュールもそうですが、海外勢の躍進を前に国内メーカーは岐路に立たされているようですね。
わたしは国内企業が優位だった頃に製造業に在籍していましたから、こういった話は寂しいかぎりです。

今年に入って、小型風力発電設備のナセルの落下やブレードの折損が相次いでいますので、国内メーカーで、日本の気象条件に対応できる設備の開発を継続して欲しかったなあと思います。

小型風力が単価が55円だった頃に少し盛り上がりを見せましたが、最近はとんと話を聞かないですね。

近所に影も形もない、55円の小型風力案件がありましたが、認定情報のリストから消えていたので、取り消しになったのでしょうね。どう考えても適地とは思えない場所だったので、当然かもしれませんが・・。

再生可能エネルギー政策の再構築のお話が出ていますが、急拡大した太陽光発電に比較し、風力発電の導入は進んでいないようですね。FIT法改正によるルールの整備で導入の促進が図られていますが、その矢先の国内メーカーの撤退というのは非常に残念ですね。

昨年秋田県に小型風力発電所の見学に行きましたが、近所には大型の風車も数多くありました。大型の風車は壮観でインパクトがあるので、これが国産か海外製かでは、個人の感想ですが、若干イメージが違うと感じます。

風力発電は、小型風力発電の高単価がなくなったことで個人が取り組めるものでは無くなりましたが、太陽光発電もFIT制度の抜本見直しで、個人の投資として行うものから、企業が事業として取り組むものに変わってくると思われます。先行きは不透明ですが、自己で所有した発電所をしっかり管理し事業を継続することが肝要です。


明日から新しい元号に変わります。平成が、けっして良いことばかりでなかった方もいることを思えば、テレビなどでのフィーバーぶりは、個人的には違和感を感じます。とは言え、ひとつの区切りではあるわけで、何か新しいことにチャレンジする良いきっかけになるとは思います。

振り返れば、昭和の終わりに社会人になって、平成はドタバタと駆け抜けたあっと言う間の 30年でした。個人的に順風満帆という状況ではありませんが、これを機会に新しいことに取り組んで行こうと考えています。

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