イントロダクション?
国府発電所は住宅地に所在するので、影の影響が大きく、同規模の中井発電所に比較して、発電量が劣っています。
なぜそんな所に設置したのか?と言われるかもしれませんが、目的が土地有効活用&相続税対策なので、立地は二の次でした。
ただ、やっぱりもう少しなんとかしたいという思いもあったので、オプティマイザーを導入してみることにしました。
全体的にするか部分的にするか
事前に商社さんから資料を頂いたり、ネットで調べてみたりしてみましたが、最終的に部分的に導入することに。
全体に導入する方が良いような気もしましたが、それなりにコストもかかりそう。部分的に導入して効果を検証してから増設を検討するでも、良いかなと考えました。
位置は影の影響が大きいアレイ北側の4番PCS接続10番、11番、12番回路を設定。国府発電所のデルタ電子PCSは、1台につき3回路なので8直3列に導入することになります。
タイゴエナジーのオプティマイザーを選択
既存発電所に後付できるオプティマイザー、タイゴエナジーのシステムを選択。分譲案件の鬼越発電所で導入されているシステムです。
同じTigoスマートアプリが使用でき、効果の比較もできるのでは・・と考え、タイゴエナジーにしました。
Tigoスマートアプリについての記事は( TigoSMARTを使ってみる その2)
構成はTS4-A-OとCCAの組み合わせ
導入する構成は以下の通り。
既設のモジュールにオプティマイザ機能を付加する「TS4-A-O」後付けオプティマイザー。
引用先:https://www.tigoenergy.com/ja/products/
「CCA(クラウド・コネクト・アドバンス)」データ通信ロガー、TS4からデータ収集を行う「TAP(タイゴ・アクセス・ポイント)」ユニットを屋外用ボックスに収めた通信キット。
引用先:https://www.tigoenergy.com/ja/products/
TS4-A-Oのみでもオプティマイザとして機能しますが、Tigoスマートアプリでモニタリングを行うには、CCA&TAPキットが必要です。
見積もりもとってみた
資料を頂いた商社さんのアドバイスで、導入は発電所の設置業者さんに依頼した方が良い、とのことで、お世話になっているNシステムさんに連絡、見積もりをお願いしました。
モジュール1枚につきTS4-A-Oが1セット必要なので24セット、CCA&TAPキット一式+工事費で見積もりを取りました。
金額的には、ざっくり高価なパソコンが購入できるほど。CCA&TAPキットを除いても金額は大きく変わりません。効果を確認したいならCCA&TAPキットは取付けた方が良いと思います。
続きます。
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